「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2024」において『ENVシステム(フロン排出抑制法対応クラウドシステム)』が優良賞を受賞しました。
冷媒総合管理センター『ENVシステム(フロン排出抑制法対応クラウドシステム)』
一般社団法人 冷媒総合管理センターは、2024年4月23日、一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会が主催する「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2024」において『ENVシステム(フロン排出抑制法対応クラウドシステム)』優良賞を受賞しました。
ジャパン・レジリエンス・アワードについて
政府が定めた「国土強靱化貢献団体認証」に基づき、災害に強い「強靱な」国づくり、地域づくり、人づくり、産業づくりに貢献する活動、技術開発、製品開発等に取り組んでいる企業・団体を選定、表彰する制度です。
ENVシステム(フロン排出抑制法対応クラウドシステム)について
【概要】
“フロン排出抑制法”に適応するクラウド管理サービスであり、2015年4月に改正された法律に則り、フロンガスの管理徹底を遵守することを目的としています。
この法律改正は、アナログな紙による点検業務に頼る事業者にとっては人材難の課題を抱える中で、非常に難しい課題とされています。
地球温暖化が深刻化する中で、事業者が適正にフロンガス管理運用が可能になることを目指し、ENVシステムは「手間は90%削減」「コストは50%削減」を実現した他に類をみないシステムです。
地球規模での温暖化が進行する中、オゾン層破壊によるフロンガスの影響を理解し、法令遵守に努めることは、事業者にとって重要な責務です。
法令も厳格化し、遵守が難しくなる中、事業者は人材難という大きなハードルに直面しています。
ENVシステムは、地球環境問題と働き方改革という2つの大きな社会課題解決を目指しています。
【特長】
〈レジリエンス性〉 (1)現場の点検作業が容易にできるモバイル管理 (2)記録簿への転記不要、リアルタイムで更新 (3)膨大な労力を要する「漏洩算定量計算」はボタン一つで瞬時に計算、と人的労力を抑え圧倒的にガバナンス性を強化し、DX化による法順守とコスト削減による企業経営の強靱化(レジリエンス)を実現します。
〈公共性〉 CO2削減ミッションの中でフロン排出抑制法の貢献する割合は非常に高いが、認知度及び法令遵守の社会的割合がまだまだ低いのが実情です。
当団体はサービスの展開以外にもこの啓蒙活動を現在までに10万社以上に実施、講演会や個別対応により普及拡大、その公共性から問い合わせも飛躍的に増加しています。
〈技術性・先駆性・革新性〉 (1)点検業務 (2)システムの提供 (3)法令遵守サポート この3つは独立しそれぞれ別の業者が行っているケースがほとんどであり、すべてを一元化し対応できるのは他に例がありません。
ENVシステムはこれらを一元化するだけでなくクラウド化し徹底した現場視点で開発。
機能性とガバナンス性、作業負担の劇的な軽減化に成功しています。
〈持続性・継続性〉 開発以来現在に至るまでに3,000件の契約社のうち解約は0件。
継続性は100%を維持しています。
その理由としては「全国対応」「スピード対応」「高い法令遵守性」「機器の故障率の低下」「環境衛生の向上」などの声が多くありますが、期待以上だったという声には「平均20%の節電」があり高い満足度を維持しています。
〈波及性〉 開発以来現在に至るまでに47都道府県すべての事業者様への対応を可能とし、全国で技術者約500名提携、サービスマン10,000名体制でサービス提供を展開。
また国内メーカーならほぼ全てのメーカーの機器を一元管理するマルチベンダー体制を整えています。
【実績】
日本国内900拠点以上を展開する飲食チェーン、400店舗以上を展開する販売店、1拠点でフロン機器3,000台を超える大型工場など、大規模な事業展開をする事業者に導入されています。
顧客側担当者からは、この規模のデータ登録、点検作業、整備記録、帳票の管理や、行政に報告する算定漏えい量の算出が他のサービス、システムでは不可能であったという声をいただいています。
また、オフィスビル、機械工場、食品工場、飲食店、販売店舗、娯楽施設など、計3,000拠点以上の様々な種類の建物に導入され、どの種類の建物に対しても、フロン管理の効率化を実現しています。