メディウェルは、「医師のスキルアップ」に関するアンケート調査を実施し、全国の医師1,500名の回答結果を公表しました。
メディウェル「医師のスキルアップに関するアンケート調査」
アンケートでは医師がキャリアの中で重視している資格やスキルアップに関する課題・目標、スキルアップに利用しているサービスなどが調査されており、忙しい医師がどのようにスキルの向上を図っているのかの実態がわかるものとなっています。
■本調査結果の概要
・医師の資格取得状況に関して、専門医を取得している医師は73%
・美容や健診・人間ドック、一般内科では専門医の取得率が低い傾向
・医師がキャリアの中で重視している資格としては、各領域の専門医の他に、外科系ではロボット支援手術プロクターなど
・医師のスキル上の課題では、専門領域や関連領域の診療に関する課題など
・スキルアップに対する職場からの理解・支援への満足度は67%
・医師がスキルアップや学習に使うサービスとして多かったのは、医療情報サイトや学会等のサイト・セミナーなど
・YouTubeなどの動画サイトを学習に活用している医師も
■医師のスキルアップやキャリア上の目標に関する自由回答(一部)
・胆膵系処置の修練及び癌治療のスキルアップ (30代女性、消化器内科)
・ERCP技術の取得、肛門疾患の手術技術取得、健診の知識の会得 (30代男性、消化器外科)
・手肘関節鏡のスキルアップ (30代男性、整形外科)
・自由診療領域のスキルアップ (50代男性、皮膚科)
・まずは精神保健指定医および専門医を取得し、その後学位取得を目指すかサブスペシャリティを目指すかを検討したい。
(20代男性、精神科)
・開業予定なので苦手をなくしたいです。
(40代女性、小児科)
・ロボット手術の経験を重ねたい (60代男性、産婦人科)
・エコーガイド下神経ブロックの上達 (60代男性、麻酔科)
・僻地医療に携わりたいと考えています (40代男性、救命救急)
・骨髄像を読む技術をアップさせたい (30代女性、血液内科)