神奈川県川崎市にあるサギヌマスイミングクラブでは、第29回JSCAマスターズ水泳通信記録会で、70歳以上の11名が800mや1500mを完泳。
シニア世代における健康寿命延伸の一助となるものとして注目されています。
サギヌマスイミングクラブ 第29回JSCAマスターズ水泳通信記録会
■初級レベルから仲間と励まし合い目標設定
スポーツに熱中し、目標を持ち、意義や価値を見出すことは、健康への取り組みにおいて不可欠です。
シニア世代にとっても、定期的な運動や目標設定は、心身の健康を維持し、生きがいを感じるための重要な要素です。
サギヌマスイミングクラブでは、水泳を楽しみながら目標を持ち続けることを促進しており、その取り組みが結実した形となりました。
■69歳から16年連続の挑戦者も
16年連続で挑戦している丸山房枝さんは、85歳となった2023年は800mと1500mを完泳。
「定期的なプールでの泳ぎが重要であり、健康状態に気を配り、体のメンテナンスを怠らないことがポイント」と語っています。
また、「年齢は気にせず、今の目標は100歳まで続けることだ」という意気込みを持ち、多くの人々に勇気とモチベーションを与えています。
■100歳まで通えるスイミングクラブを目指して
サギヌマスイミングクラブでは、今後もシニア世代の健康寿命延伸に向けた取り組みを進め、シニアスイマーが100歳になっても通い続けられる環境を提供することを目指しています。
80歳、90歳、100歳まで元気に泳ぎに来ることができるよう、水泳を通じた健康づくりの環境を提供し続けることで、シニア世代の生きがいと健康を支援しています。