アシカ“海のライオン”水槽で母仔の様子を公開!しながわ水族館「ゴマフアザラシの赤ちゃん誕生」

投稿日:

東京・品川にある「しながわ水族館」では、ゴマフアザラシの「ふぶき(メス)」と「ホシ(オス)」の間に2024年2月20日(火)に赤ちゃん(オス)が誕生しました。

2月23日(金・祝)より一般公開をスタートし、母仔の様子を見ることができます。

 

しながわ水族館「ゴマフアザラシの赤ちゃん誕生」

 

 

所在地 :〒140-0012 東京都品川区勝島3-2-1 しながわ区民公園内

営業時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)

休館日 :火曜日、1月1日

入館料 :大人(高校生以上)1,350円、小・中学生 600円、幼児(4才以上)300円、シルバー(65才以上)1,200円

 

2023年9月29日、母親ふぶきのエコー検査の結果妊娠が確定した為、同年10月17日より飼育場所を「アザラシ館」から「アシカ“海のライオン”」水槽に移動し、落ち着いて出産ができるよう準備をしてきました。

2024年2月20日23時38分に出産の様子が確認されました。

 

生まれてからの様子

 

 

生後1日目から母親ふぶきの育仔の様子が確認でき、授乳行動は行っていましたが、母仔のタイミングが合わず授乳が確認できなかったため、飼育員による人工哺育に切り替えています。

 

観覧について

 

 

現在アザラシの赤ちゃんの飼育スペースとしている「アシカ“海のライオン”」水槽にて、母仔の様子を公開しています。

観覧エリアは一部制限、及び水槽面と観覧エリアとの間に距離を取っているため、アザラシの様子が見えにくい場合があります。

※生物の状況により、予告なく水槽を閉鎖する場合があります
※アザラシの育仔に伴い、引き続き「アシカ“海のライオン”」は展示変更をしています

 

ゴマフアザラシの赤ちゃんと両親「ふぶき」と「ホシ」について

 

母親ふぶき

 

父親ホシ

 

  • 仔(オス)  :2024年2月20日23時38分誕生。
    2月29日現在5,715g。
  • ふぶき(母親):2004年に北海道古平町にて保護され、しながわ水族館に。
    推定年齢20才。やや臆病な性格。
  • ホシ(父親) :2015年3月21日新潟市水族館マリンピア日本海生まれの8才。
    ブリーディングローンにより2018年1月からしながわ水族館に。
    好奇心旺盛。

 

飼育員のコメント

 

しながわ水族館待望のゴマフアザラシの誕生です。

生後2~3週間ほどは白い毛をしていますが、その後白い毛が抜けてゴマ模様になります。

期間限定の姿です。

お早めに確認してください!

しながわ水族館 副館長 松戸 利久(まつと としひさ)

 

ゴマフアザラシについて

英名:Spotted Seal

学名:Phoca largha

ベーリング海やオホーツク海、日本海、黄海に棲息するアザラシで、全身のゴマ模様が特徴です。

約1年の妊娠期間があり、日本近海で見られるゴマフアザラシは、出産シーズンの3月頃北海道沿岸の流氷の上で出産します。

赤ちゃんは流氷の上で保護色となる白色の新生児毛に覆われていますが、2~4週間で換毛が終わり、成獣と同じ体色になります。

子育ては母親1頭で行います。

Copyright© Dtimes , 2024 All Rights Reserved.