小型地震シミュレーション装置!クロスデバイス「パーソナル地震再現VRシミュレータ VRS-100」

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クロスデバイスは、大規模地震研究に取り組む兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科 平井 敬 准教授の監修のもと、地図上で任意の位置(任意の緯度経度)を選ぶことで、その地点で起こりうる地震の揺れをヘッドマウントディスプレイ上に可視化するとともに、振動装置で地震の揺れを体感することができる小型地震シミュレーション装置「パーソナル地震再現VRシミュレータ VRS-100」を開発しました。

 

クロスデバイス「パーソナル地震再現VRシミュレータ VRS-100」

 

 

URL:
https://www.idoga.jp/service/vrsimulator/

 

 

■操作方法は簡単。

 

 

地図上から任意の場所を選んで地震波形をダウンロード

「パーソナル地震再現VRシミュレータ VRS-100」の操作方法は、いたって簡単です。

操作PCの画面で、地図上から任意の場所を選んで、その場所で起こりうる地震の揺れをクラウドサーバからダウンロードします。

部屋のタイプや階数を設定すると地震波形が表示されるので、プリセットします。

再生ボタンを押すとヘッドマウンドディスプレイ上に表示された部屋と振動装置が地震に連動して揺れることで、バーチャル地震VR体験ができます。

 

■地震波形の自動生成と地震シナリオ選択方針について

 

 

地震波形の自動生成については、名古屋大学減災連携研究センター・兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科 平井 敬 准教授・有限会社アシストコムとの共同発案による「地震時建物応答可視化システム」をもとに、日本全国(離島を除く)の任意の場所での地震波形が予測が可能なシステムに機能拡張をしました。

地震発生シナリオついては、内閣府中央防災会議の「首都直下地震モデル検討会」及び「南海トラフの巨大地震モデル検討会」での被害想定をもとに、それ以外の地域については、活断層分布に基づき地震波形を生成しています。

 

■シンクロアスリートについて

振動装置の「シンクロアスリート」は、国立東京工業高等専門学校が、VRとモーションベースといったテクノロジーを活用し、アスリート目線の臨場感あふれる体験を提供するために企画設計開発した、小型かつ軽量の振動装置で、第7回ものづくり日本大賞「内閣総理大臣賞」受賞しました。

 

 

■防災産業展2024に出展します

2024年2月20日~2月22日まで、防災産業に関するサービス、製品を一堂に紹介する展示会「防災産業展2024」(会場:東京ビッグサイト 主催:日刊工業新聞社 共催:日本防災産業会議)に出展します。

https://biz.nikkan.co.jp/eve/bousai/

 

本展示会にて、一般社団法人減災サステナブル技術協会よりVR技術を活用したパーソナル地震再現VRシミュレータ VRS-100が「減災サステナブルアワード 奨励賞」(防災・減災×SDGs賞 ソリューョン部門 ジャパン賞)を受賞しました。

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