7割が食品ロス削減への貢献を意識!「タベスケ」利用者向けアンケート

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食品ロス対策のために提供する自治体向けフードシェアリングサービス「タベスケ」について、利用者向けのアンケートを行いました。

アンケート結果からは食品ロス貢献に向けたユーザーの高い意識や、本サービスが地域の店舗にとって継続顧客獲得のきっかけになっている事実も見えてきました。

 

「タベスケ」利用者向けアンケート

 

 

 

調査結果の概要

・「タベスケ」の活用理由では「お得に購入すること」に次いで、「食品ロスへの貢献」が高くなっており、ユーザーにおける食品ロス削減への貢献意識が高い

・回答者の40%近くが「タベスケ」をきっかけに店舗の継続顧客に

 

調査方法

タベスケサービスサイトを訪問する登録済み利用者を対象にアンケートへの参加を呼びかけました。

なお、アンケート回答者には抽選で300名に300円分の商品クーポンを提供することとし、結果的に1,225人の回答を得ました。

回答者の年代は40代が30%と最も多く、30代約27%、50代約25%となっており、30代~50代で82%を占める状況になっており、性別については回答者の80%が女性でした。

調査時期:2023年10月16日から10月29日

 

 

■調査結果要点1:ユーザーにおける食品ロス削減への貢献意識が高い

 

 

「タベスケ」を活用する理由について複数回答で尋ねたところ、最も多かったのが「商品をお得に購入できるから」で1021ポイントでした。

またこれに次いで「食品ロスに貢献したいと思ったから」が多く、この選択肢の回答数は902ポイントでその割合はアンケート回答者中約73%に上り、食品ロス削減への意識が非常に高いことが確認されました。

「タベスケ」は自治体が食品ロス削減を目的として提供しているものですが、この食品ロス削減という目的が利用者にも共感されていることが確認できました。

 

■調査結果要点2:回答者の40%近くが「タベスケ」をきっかけに地域の店舗の継続顧客に

 

 

また「タベスケ」をきっかけとして、以後そのお店を「タベスケ」以外で利用したことがあるか聞いた設問では、回答者中37.4%が「ある」と回答しており、本サービスが店舗にとって継続顧客獲得のきっかけになっていることが明らかになりました。

「タベスケ」には住民が地域の店舗を知る新たな機会をつくることを通して地域活性化に貢献することが期待されていますが、この期待に応える機能を一定程度果たしていることが確認できた結果となりました。

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