共和は、2023年秋、2つの上貼りテーピングユニットが搭載されたカートンシーラー『WH23』の販売を開始します。
『WH23』は、テープが少なくなると自動的にテーピングユニットがもう一方へ入れ替わり、生産ラインを止めずに稼働し続けます。
そのため、テープ交換のために生産ラインを停止させる必要が無くなり、生産効率の向上に貢献します。
共和 封函機(カートンシーラー)『WH23』
[WH23紹介URL]https://premium.ipros.jp/kyowa-ltd/product/detail/2000997528/
※封函機(カートンシーラー)とは、段ボールに封をするときのテープ貼りを自動で行う機械
FOOMA2023で参考出品され、大好評の『WH23』。
ユーザーから直接聞き取りした使用感などの意見をもとに、より使いやすいよう細かい仕様変更を経て、発売されます。
1~2分のチョコ停が、大きなムダを生む封函機の悩み
従来の封函機はテープ交換時にラインが停止するため、素早い交換作業が必要でした。
さらに生産ラインの下流が停止すると上流にまで影響が及ぶため、生産ライン全体の停止が必要な現場も多くテープ交換一つで大きなムダを生んでいました。
2つの上貼りテーピングユニットが大きなムダを根こそぎ削減
2ヘッドカートンシーラーの『WH23』は上貼りテーピングユニットを2つ搭載し、1つがテープ切れになる直前にすぐさまもう1つのテーピングユニットに切り替えて稼働し続けます。
テープ交換は任意のタイミングで、生産ラインを稼働させたまま安全に行うことができます。
テープ交換で停止させていた時間だけでなく、生産ライン停止・再稼働に伴う流し作業やオペレーションが不要になるため、生産ラインの効率化に大きく貢献することができます。
直列配置だから、ラインの片側だけで操作可能
2つの上貼りテーピングユニットがラインに対して直列に並べて配置されたスマートな設計です。
そのため、片側一方向からすべてのオペレーション対応が可能。
テーピングユニット1つ1つの空間が仕切られており、テープ交換時も巻き込みなどの怪我のリスクも少なく安全性が保たれています。
機幅も従来機と変わらず、作業スペースの確保や搬入時の通り抜けも容易です。
国内技術スタッフが常駐!現場に合わせたカスタマイズも気軽に相談可能
対応ケースサイズ、テープ幅、オペレーションの向きといった封函に関わる相談から、処理能力やモニターの設置位置、安全カバーの設置など多種多様な要望を受け付けています。
※最善の対応・提案を行いますが、すべての要望に沿えない場合もあります。
詳細は営業担当にお問い合わせください。
製品仕様※
製品名 :WH23
製品概要 :フラップ折込付き2ヘッドカートンシーラー
機械サイズ :長さ 2,250mm/幅 1,170mm/高さ 1,819~1,969mm
ライン高さ 600~750mm
対応ケースサイズ :長さ 250~560mm/幅 160~400mm/高さ 120~400mm
サイズ調整 :手動(ハンドル調整)
封函仕様 :上部I貼り
封函能力 :最大20ケース/分(最大1,200ケース/時)
消費電力 :3相 200V 50/60Hz 0.8KW
エアー消費量:0.6MPa 200NL/min
※規格及び仕様は、変更する場合があります