「谷の御所」としても知られる尼門跡寺院「霊鑑寺」は、秋の特別拝観を2023年11月18日(土)より開催します。
霊鑑寺 秋の特別拝観
■寺院概要
名称 :霊鑑寺門跡
所在地 :〒606-8422 京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町12
宗派 :臨済宗南禅寺派
アクセス:京都駅から 市バス5系統…「真如堂前」「錦林車庫前」下車 徒歩約7分
地下鉄東西線蹴上駅から 徒歩約25分
京阪本線三条駅から 市バス5系統…「真如堂前」「錦林車庫前」下車 徒歩約7分
※自家用車・大型バスの駐車場はございません。
※大型バスは白川通にて乗下車いただきます。
※タクシーは門前までお上がりいただけます。
霊鑑寺は、承応3年(1654)、後水尾(ごみずのお)天皇の皇女・多利宮(たりのみや)を開基として創建され、歴代皇女が住職を務めた尼門跡寺院。
代々皇女が住職をつとめたので、別名「谷の御所」「鹿ケ谷比丘尼御所」と呼ばれた格式と清楚な佇まいを今に伝えています。
特別拝観概要
春の椿のイメージが強い霊鑑寺ですが、秋には庭園奥にそびえたつ「霊鑑寺楓」が出迎え、秋の訪れを感じさせてくれます。
回遊式庭園は、紅葉の赤と苔の緑のコントラストが美しく、日々の疲れを癒してくれます。
また、後西(ごさい)天皇の院御所から移築した書院内部をガイド付きで公開。
書院内には「四季花鳥図」など狩野派の作と伝わる華麗な障壁画や御所人形、貝あわせなど皇室ゆかりの寺宝が多いのも見どころです。
さらに、江戸幕府十一代将軍・徳川家斉(とくがわいえなり)が寄進した本堂も公開。
本堂内には如意輪観音像が安置されています。
(※本堂の中に上がることはできません。)
拝観期間・時間・拝観料
拝観期間:2023(令和5)年11月18日(土)~11月30日(木)
拝観時間:10:00~16:30 (最終入場 16:00)
拝観箇所:庭園・書院・本堂
拝観料 :大人 800円、小学生 400円、幼児 無料
※団体15名以上 720円、小学生は団体料金なし