東京書籍と、一般社団法人教育のための科学研究所は、科学研究所が運営する「リーディングスキルテスト」と、東京書籍が提供する教育プラットフォームサービスとをAPIを通じて連携。
教育のための科学研究所との協議が開始されています。
東京書籍 教育のための科学研究所との協議を開始
東京書籍と、一般社団法人教育のための科学研究所は、科学研究所が運営する「リーディングスキルテスト」と、東京書籍が提供する教育プラットフォームサービスとをAPIを通じて連携。
「リーディングスキルテスト」は、文章に書かれている意味を正確にとらえる力(基礎的な読解力)を測定・診断するツールです。
教育機関、特に小・中学校においては「リーディングスキルテスト」を毎年受検し、経年変化を見ることで、指導方法を検証したり、読解力と他の能力との相関などを科学的に分析したりすることができます。
2022年度においては、約8万5千人が「リーディングスキルテスト」を受検しました。
このたび連携対象として検討している教育プラットフォームサービスは、東京書籍が提供する「マイアセス」です。
マイアセスは、東京書籍等の提供するCBTをプラットフォーム上で実施し、CBTおよびPBTによる調査結果をWebカルテで表示。
データに基づいたレコメンド機能により児童生徒の得意なことや苦手なことに沿った教材を提案することで、「“自分だけのオリジナル”な学び」を実現します。
「リーディングスキルテスト」とマイアセス等の教育プラットフォームサービスがAPI連携することにより、学校・教育委員会等が「リーディングスキルテスト」の受検を申込む際の手続き、および受検する児童生徒のID入力作業が軽減されることが期待されます。
また、「リーディングスキルテスト」の受検結果をダッシュボードでわかりやすく表示し、他の学力調査等と容易に比較できるようになります。
これによって、指導方法の検証や、読解力と他の能力との相関などの分析も可能となり、教育データの利活用を通じた、個別最適な学びの推進と、日本の教育の質的向上に貢献できると考えられます。
今後のスケジュールと見通しについては、2024年度のサービス開始をめざして協議を進め、適切な時期に改めて情報が提供される予定です。
東京書籍と科学研究所の連携協議の紹介でした☆