岡山県岡山市にある吉備津神社は、クラウドファンディングサイトREADYFOR(レディーフォー)にて、国指定重要文化財である「南随神門」の修復・美装化のためのプロジェクトを2023年4月28日(金)より開始しました。
桃太郎伝説の舞台 岡山県・吉備津神社 国指定重要文化財「南随神門」の 修復・美装化プロジェクト
プロジェクト名: 国指定重要文化財・南随神門の修復
期間 : 2023年4月28日10:00~6月26日23:00
目標金額 : 500万
特別サイト : http://readyfor.jp/projects/kibitujinja
岡山県岡山市にある吉備津神社は、クラウドファンディングサイトREADYFOR(レディーフォー)にて、国指定重要文化財である「南随神門」の修復・美装化のためのプロジェクトを2023年4月28日(金)より開始しました。
吉備津神社の起源
吉備津神社は大吉備津彦命を主祭神とし、御本殿及び拝殿が国宝に指定される山陽道屈指のお社です。2年後の令和7年(2025年)には御本殿及び拝殿の再建600年という節目の年を迎えます。
主祭神大吉備津彦命(以後:命)は第七代孝霊天皇の皇子にあたり、古事記にも第十代崇神期に四道将軍のひとりとして登場し、吉備国の総祖神として広く崇敬されています。
桃太郎伝説の始まり
その昔、命は吉備国で鬼と恐れられ人々を苦しめていた温羅(ウラ)を退治するために、都から派遣されました。命は知恵を絞り、悪戦苦闘の末、遂には温羅を退治しますが、 この戦いが「命の温羅退治神話」として伝わり、「桃太郎」の童話のもとになったと伝えられています。
南随神門と祀られている神々
今回、修復・美装化する南随神門は、延文2年(1357)に再建した御本殿の南西全長360mにわたる廻廊の途中に建つ境内中最古の社殿で、その名のとおり命の温羅退治に活躍した犬飼建命と中田古名命(桃太郎伝説の犬と雉のもとになったとされている)の二柱の神が祀られています。
前回の大規模な修復から約100年が経過し、朱や胡粉で彩られた部分も色あせ、動物の爪痕や落書き等の害も見受けられるなど、経年劣化によりその景観が損なわれていることは否めません。
そこで、2025年に迎える本殿再建600年の佳節に合わせて、この南随神門の改修・美装化を実施したいと今回のプロジェクトがスタートしました。
今回の美装化は文化財建造物の保全と維持を理解すること、そして後世に伝える力を養うこと、日本の文化・伝統・人の優秀さ・すばらしさを見返すことにもつながり、山荘する方を対象に初となるクラウドファンディングに挑戦しています。
リターン例
・15,000円(御札・御守コース)
御礼のお手紙(はがき)、ホームページ・特設サイトへの御名前掲載、御守、御札 他
・50,000円(特別御祈祷コース)
特別朱印、朱印帳、境内に寄附札掲示、特別御祈祷(1日) 他
・100,000円(神職による案内付正式参拝コース)
境内に寄附札掲示、特別朱印、朱印帳、正式参拝、御釜殿の神事体験(2名様での参加可) 他