製造系人材サービス事業を提供する日総工産が、熊本県菊池郡大津町に「半導体向け研修センター」の建設の計画を発表。
半導体関連企業の人材不足に対応するために、既存の研修施設のノウハウ生かし研修規模を年間1,000名以上に拡大を目指します。
日総工産「熊本県菊池郡・半導体向け研修センター」
日総工産が2023年春、熊本県菊池郡大津町に研修センターを開所することを発表しました。
この研修施設は今までの研修施設で培ったノウハウを更に高めた研修設備と研修プログラムの運用を予定。
人材育成の質とスピードの両面から半導体メーカーの人材不足への貢献を目指します。
日総工産は日本国内に8カ所の研修所を展開しており、その中でも日総テクニカルセンター東日本(宮城県栗原市)と日総テクニカルセンター中日本(長野県岡谷市)では半導体製造装置の実機を導入。
ニーズが拡大している半導体などの分野で、設備保全ができる人材を育成するために、安全、品質管理、改善といったものづくりの基礎教育を中心に、半導体生産ラインの設備保全訓練など、これまで導入が難しかった製造装置を活用した高度な実習まで、さまざまな教育プログラムを実施しています。
また、複数の教育プログラムを組み合わせる事により、より顧客ニーズにマッチした即戦力人材の育成が可能となっています。
2023年春に熊本に開所が予定されている研修センターは、日総工産の9カ所目の研修施設となります。