エジプト政府観光局は、東京ビッグサイトにて2022年9月22日から25日に開催された「ツーリズムEXPOジャパン2022」に出展しました。
日本市場での新しいエジプトにもスポットを当て、エジプトの観光パターンを紹介しました。
エジプト政府観光局
エジプトは、その環境と観光におけるアクティビティも多様性にあふれ、ユニークな国。
文化遺産としては、五千年以上もの歴史を刻み、ナイルのほとりで発展した古代エジプト文明におけるルクソール、アスワン、ギザをはじめとした遺跡の宝庫であり、また地中海や紅海における沿岸環境では、サンゴ礁や希少な水生生物の中でのダイビング、美しい白い砂浜ではビーチゲームを楽しむことができます。
ダイビングは、2015年以降、世界最高のダイビングスポットとして英国の雑誌DIVE等で世界第2位にランクインするなど、その魅力は年々注目されています。
また、砂漠環境では、シワ・オアシスやニューバレー等において、絵に描いたような壮大な景観での登山、キャンプを堪能できます。
エジプトでは2022年10月からの冬シーズンに向けて、より力強い観光復興に向けた準備を進めており、世界中からの観光客の数が記録的なものになることが想定されています。
ギザに開館準備中の大エジプト博物館(Grand Egyptian Museum)はその大きな役割を果たしています。
大エジプト博物館はカイロ近郊、ギザのピラミッド近くに位置。
500万人の入場者が収容可能な世界最大級の考古学博物館であり、ファラオ、ギリシャ、ローマ時代の10万点以上の遺物が収容される他、商業施設、レクリエーションサービス用の建造物、修復センター等が設けられます。
黄金のファラオ、ツタンカーメン王の遺物も展観。
また大エジプト博物館のプロジェクトは、日本政府からの円借款により、建設費や経費の多くをまかなっています。
エジプト政府観光局は、エジプトと日本の友好関係が広がり、いっそう力強い関係になっていくこと、そして人類への多大な貢献となることを期待しています。
エジプトでは2年前より、5つの新しい博物館がオープン。
新しい観光パターンを紹介する準備を始めました。
カイロの考古学博物館から、国立エジプト文明博物館(National Museum of Egyptian Civilization)へのファラオの大輸送で世界中を驚かせた祝賀パレード、またルクソールのスフィンクスロード開通の祝賀パレードと2つの記念すべきイベントが実施されました。
古代と現代のエジプトのアーチストたちによる創意工夫によるものでした。
また、ロゼッタストーンの発見200周年に合わせ、毎年9月27日に開催される世界観光デーの祝賀会を含む、多くの重要なイベントを開催する準備を進めています。
ツタンカーメンの墓の発見100周年の祝賀会、および国連気候変動枠組条約第27回締約国会議(COP27)が今年11月にシャルム・エル・シェイクで開催が決定。
日本におけるエジプト観光プロモーション活動としては、エジプト政府観光局において、エジプト考古学者の権威であるザヒ・ハワス博士と、日本のエジプト考古学の第一人者である吉村作治教授に、東京・大阪での古代エジプト文明についての講演会の開催を準備しています。
日本とエジプトを繋ぐ友好の懸け橋。