2022年11月1日、愛知県長久手市、愛・地球博記念公園(モリコロパーク)内に開園するジブリパーク。
第1期に開園する3エリアのうち、メインエリアとなる「ジブリの大倉庫」はまさにジブリの大博覧会!
1つの巨大な施設の中に、映像展示室をはじめ、3つの企画展示室、ショップやカフェなど、“ジブリ”がぎゅっとつめこまれています。
ジブリパーク「ジブリの大倉庫エリア」
主な施設の内容
・ ジブリの大倉庫(延約9,600平方メートル)[鉄筋鉄骨コンクリート造一部鉄骨造、2階建]
・常設展示室(5室) :約1,690平方メートル
・企画展示室 :約596平方メートル
・映像展示室(約170席):約 260平方メートル
・カフェ棟:約 299平方メートル
「倉庫」らしさと懐かしさを感じる、和洋折衷の建築空間が整備される「ジブリの大倉庫エリア」
映画『借りぐらしのアリエッティ』に登場するアリエッティやその家族が暮らす家と、彼女たちの目線で見た植物の茂る庭が大きなセットで表現された「床下の家と小人の庭」や
映画『天空の城ラピュタ』に登場する廃墟となったラピュタの庭園が制作された「天空の庭」や、
空飛ぶ巨大な船が全長およそ6mのスケールで登場する「空飛ぶ巨大な船」
映画『となりのトトロ』の世界で遊べる部屋やスタジオジブリの世界がより深まる常設展示室、企画展示室、映像展示室、収蔵施設などが整備されます。
親子で楽しめる遊び場や売店と喫茶などが展開される、たくさんの楽しさが詰まった大空間です☆
映像展示室オリヲン座
「映像展示室オリヲン座」では三鷹の森ジブリ美術館の短編アニメーション全10作品を上映。
席数約170の映像展示室です。
「三鷹の森ジブリ美術館」だけで上映されているスタジオジブリ制作の短編アニメーション全10作品を順番に上映します。
開園時の上映作品は『くじらとり』です。
『くじらとり』
上映時間:約16分
原作:『いやいやえん』(福音館書店刊)、中川李枝子さく、大村百合子え
脚本・監督:宮﨑駿
音楽:野見祐二
演出アニメーター:稲村武志
ちゅーりっぷ保育園にかようしげるくん。
年上のほしぐみの男の子たちが積み木で船を作っているのをみて、仲間に入れてもらいたいしげるですが、なかなか入れてもらえません。
とうとう完成した船は「ぞうとライオン丸」と名付けられ、くじらとりに出かけていきました。
3つの企画展示
スタジオジブリとジブリ作品の入門編となる3本の企画展示が行われます。
ジブリのなりきり名場面展
ジブリ作品の登場人物になりきり、名場面の中に入りこめる体験型の展示です。
展示数は13作品14コーナー。
『千と千尋の神隠し』では、海上を走る不思議な電車に乗ってカオナシの横に腰掛け、千尋になりきれます。
「食べるを描く。」増補改訂版
三鷹の森ジブリ美術館で開催され好評を博した企画展示「食べるを描く。」の増補改訂版です。
ジブリ作品の食べ物はなぜおいしそうに見えるのか。その秘密をひも解く展示。
新たに『千と千尋の神隠し』『コクリコ坂から』『アーヤと魔女』3作品の資料が追加され、コクリコ荘の台所も再現します。
ジブリがいっぱい展
世界中から集めたジブリ作品のポスター、映像・音楽パッケージ、書籍などを一堂に展示します。
色々な国のお国柄があらわれたタイトルやデザイン、ビジュアルが並びます。
公開倉庫
大倉庫内には企画展示の他、国内外の展覧会で展示した制作物・造形物を保管する「公開倉庫」をはじめ、スタジオジブリの作品世界に迷い込める展示がいっぱい!
天空の庭
『天空の城ラピュタ』に登場する廃墟となった庭園で、ロボット兵たちが主(あるじ)の帰りをじっと待っています。
つたと苔におおわれた壁には、古き紋章が。
にせの館長室
『千と千尋の神隠し』の湯婆婆の執務室です。
にせ館長である湯婆婆の部屋をのぞきこむと......?
ネコバスルーム
『となりのトトロ』の世界を表現した遊び場「ネコバスルーム」
「ネコバスルーム」では、この部屋でしか会えないネコバスが待っています。
ここには天井までそびえる樹があります。
中に入ると、そこには...?
床下の家と小人の庭
『借りぐらしのアリエッティ』に登場する小人たちの世界を表現した「床下の家と小人の庭」
小さなアリエッティたちには、世界はどのように見えているのでしょうか?
床下の家と小人の庭に迷い込んで、小人たちの世界を体験することができます。
子どもの街
「子どもの街」は、スタジオジブリがある東京・東小金井駅周辺の、ちょっと昔の街並みや乗り物などを再現した子どもたちの遊び場。
ちょっと昔の世界に迷い込めるエリアです。
中央階段
1階と2階を結ぶ色鮮やかなタイル装飾の階段「中央階段」
タイル装飾に目をこらすと、キャラクターの姿も!
天窓の下には、「空飛ぶ巨大な船」がプロペラを回しながらゆっくりと飛んでいます。
南街
足を踏み入れると、懐かしい気分になる商店街「南街」
書籍を取り扱う「熱風書店(ねっぷうしょてん)」、模型を販売する「大空模型(おおぞらもけい)」、「駄菓子 猫かぶり姫」が並び、実際に商品が販売される店舗になっています。
ショップ「冒険飛行団」
全ジブリ作品に関連するグッズに加え、ジブリパークのオリジナル商品を取りそろえたショップ。
ジブリパークでの思い出を形に変えて、持ち帰ることができます。
カフェ「大陸横断飛行」
大倉庫を探検した皆さんが翼を休めるカフェ。
長距離飛行のパイロットが操縦しながら片手でとる食事をイメージしたサンドイッチやピザが並びます。
ミルクスタンド「シベリ❆あん」
地元産の牛乳をオリジナルデザインの瓶で提供するカウンター式のミルクスタンド。
『風立ちぬ』に登場した、カステラであんこを挟んだお菓子“シベリア”も食べられます。
ほかにも、「ジブリの大倉庫」エリアにはジブリがいっぱいです☆
ジブリパークのチケットは、毎月10日発売、エリアごとに日時指定の予約制。
12月入場分の抽選販売は9月10日(土)10:00~21日(水)23:59迄となっています。
2022年11月1日にオープンするジブリパークの「ジブリの大倉庫」エリアの紹介でした。
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