つけ麺の歴史を変えた川越の銘店！新横浜ラーメン博物館「あの銘店をもう一度」第3弾「頑者」

投稿日：2022年8月9日

新横浜ラーメン博物館の史上最大のプロジェクト「あの銘店をもう一度」の第3弾に「頑者」が登場！

つけ麺の歴史を変えた埼玉・川越の銘店が、3週間限定で復活します☆

新横浜ラーメン博物館「あの銘店をもう一度」第3弾「頑者」

第3弾出店期間：2022年8月12日（金）～9月1日（木）

場所：新横浜ラーメン博物館

新横浜ラーメン博物館にて開催されている「あの銘店をもう一度」

30周年を迎える2024年へ向けた取り組みとして、過去に出店した約40店舗の銘店が2年間かけ、3週間のリレー形式で出店するプロジェクトです。

和歌山「井出商店」、福島・会津「牛乳屋食堂」に続く第3弾として、「極太麺×濃厚つけダレ×魚粉」という新しいスタイルを作り上げ、つけ麺界に革命を起こした埼玉・川越「頑者」が出店します！

新横浜ラーメン博物館初のつけ麺専門店として2010年6月2日から2014年9月23日の期間出店していた「頑者」

つけ麺の歴史は意外にも古く、1955年に大勝軒が発売した「特製もりそば」が最初と言われています。

その後、1973年に創業し大規模チェーン展開を行った「元祖つけ麺大王」が「つけ麺」という言葉を生み出しました。

しかし、まだこの時点では「つけ麺」は一部のファンの間にしか広まらず、一般に定着することはありませんでした。

そのんな中、2000年、川越市新富町にオープンした「頑者」は、「極太麺×濃厚つけダレ×魚粉」という新しいつけ麺のスタイルを作り上げ、東京ラーメン・オブ・ザ・イヤーの新人賞、最優秀賞など様々な賞を総なめに。

「頑者」が生み出したこのスタイルは、その後活躍するお店に大きな影響を与え、多くのお店が模倣したことで爆発的に広まることとなりました。

このように、つけ麺は誕生から約半世紀年を経て一気にブームが巻き起こり、今や「食文化」へと変化するに至ったのです。

「頑者」のつけダレは、「濃厚ながらサラッとしていてキレがある」のが特徴。

10時間以上煮込んだ鶏ガラと豚骨ベースの動物系スープと、煮干し・鰹などの魚系スープを混ぜ合わせたWスープです。

讃岐うどんのようなモッチリ感と生パスタのアルデンテのような食感を独自の手法により両立させた麺は、店主自らが毎朝作り続けています。

また、現在当たり前のように投入されている「魚粉」を具材として初めて使用したのは「頑者」です。

「頑者」の魚粉は、鯖節をベースとしたオリジナルブレンドで、つけダレの中に溶かしただけではなく、1つの具材としてたっぷりとかけられています。

つけ麺の歴史を変えた川越の銘店「頑者」に続く4店舗目には、福井・敦賀「中華そば一力」が出店！

プロジェクト「あの銘店をもう一度」第3弾の埼玉・川越「頑者」は、2022年8月12日（金）から9月1日（木）までの3週間限定で、新横浜ラーメン博物館に登場します。