アメリカにて1992年から毎年開催されている、日本のエンターテインメント、音楽、ファッション、ビデオゲームを主役にした「Anime Expo(アニメ・エキスポ)」
現在ロサンゼルスで開催されている世界最大級のアニメイベント「Anime Expo 2022」に「ウルトラマン」が出展し、関連作品の最新情報が発表されました!
Anime Expo(アニメ・エキスポ)2022「ウルトラマン」出展
アメリカ・ロサンゼルスにて開催中のアニメイベント「Anime Expo 2022」に出展している「ウルトラマン」
7月2日(現地時間) 実施のメインステージイベント「 ULTRAMAN ARRIVES: SUPER ANIME EXTRAVAGANZA」に、今後グローバル展開する「ウルトラマン」関連作品を手がける豪華クリエイターたちが集結し、最新情報が続々と発表されました。
CG アニメ長編作品『Ultraman(原題)』について、監督のシャノン・ティンドル氏、共同監督のジョン・アオシマ氏が登壇。
初めてファンに直接作品への想いを語り、期待が高まる最新コンセプトアートが披露されました。
MARVEL コミックス版『ウルトラマン』プロジェクトでは、MARVEL ヒーローたちがコミックス版『ウルトラマン』の世界に登場する「クロスオーバー展開」を企画中であることを発表。
ほかにも、「アイアンマン」「キャプテン・マーベル」「スパイダーマン」が「ウルトラ怪獣」に戦いを挑む姿が描かれたコンセプトアートも披露されました!
また、Netflix にて全世界配信するアニメ『ULTRAMAN』より、神山健治監督、荒牧伸志監督らが登壇。
2023年に公開される FINAL シーズンのファーストルックムービーや TAROスーツが世界初公開され、ステージのラスト飾りました。
そのほか、イベント内では作品ごとのトークパネル、ウルトラヒーローたちが迫力のアクションを繰り広げるライブステージ、怪獣たちによるグリーティングなど様々な取り組みを実施。
約30万人のファンに向けて最新作を大々的にアピールしました。
CG アニメ長編作品『Ultraman(原題)』最新コンセプトアートを披露
CGアニメ長編作品『Ultraman(原題)』監督のシャノン・ティンドル氏と共同監督ジョン・アオシマ氏がファンに直接コメントを語り、会場限定で最新コンセプトアートを披露!
「Anime Expo 2022」内で最大収容人数を誇るメインステージで行われたイベントは大盛況で終わり、ウルトラマン関連作品の今後を期待する熱量で現地ファンに迎えられて幕を開けました。
円谷プロダクションと Netflix が共同製作し、インダストリアル・ライト&マジック (ILM)による制作となる、CG アニメ長編作品『Ultraman(原題)』から監督のシャノン・ティンドル氏、共同監督のジョン・アオシマ氏が登壇。
両氏は、55年以上の歴史を誇るウルトラマンシリーズを CG アニメーションとして 21 世紀に新しく生まれ変わらせることや、作品のコンセプトなどについて、ファンに向けたメッセージを贈りました。
シャノン・ティンドル監督は
私たちはオリジナルの初代ウルトラマンよりインスピレーションを受けて作品を描いており、『ウルトラマン』『ウルトラセブン』『ウルトラマンタロウ』『ウルトラマンレオ』『ウルトラマンティガ』からもインスピレーションを受けました。
そして、現在、制作を進めている作品は、とても特別なものになると思います。
とコメント。
ジョン・アオシマ共同監督は
ウルトラマンとは勇気の話であり、よりよい自分になる話でもあると思います。
この映画私たちにウルトラマンの様に、「何が自分にできて、自分は何をするべきなのか?」を問いかけてくれるはずです。
とても楽しみです。
と制作に意欲見せています。
さらに、作品製作発表時以来となる、待望の最新コンセプトアートが会場限定で先行お披露目されました!
MARVEL ヒーローが登場する「クロスオーバー展開」を発表
MARVEL コミックス版『ウルトラマン」プロジェクト 新作 『The Mystery of Ultraseven』クリエイターが作品への想いを語り、さらに MARVEL ヒーローが登場する「クロスオーバー展開」を発表!
続く MARVEL コミックス版『ウルトラマン』プロジェクトのパートでは、脚本家のマット・グルーム氏、アメリカンコミックアーティストの E.J.スー氏が登壇。
8月17日に発売となる「The Mystery of Ultraseven」 についての想いを語りました。
マット・グルーム氏は
このミニシリーズでやりたいことはすべて決まっていて、シリーズの要素をすべて取り込んでまとめたいという大きな構想がありました。
ウルトラセブンはその中で常に重要な位置を占めていました。
ウルトラセブンとモロボシ・ダンに何が起こったのかという謎は、主人公のシンやウルトラマンの世界で何が起こっているのかという謎の一番といっていいほど重要な内容です。
と熱弁。
E.J.スー氏は
小さい頃からウルトラマンが好きだったので、他の出版社で働いている時にもウルトラマンを描く機会も何度かあったのですが、残念ながら実現には至りませんでした。
マーベルのCBセブルスキー氏と知り合いで、彼らがウルトラマンのプロジェクトを進めていると知った時、彼にすぐに電話して仕事に参加出来るようお願いした結果、今まさに、自分でウルトラセブンを描いておりとても嬉しい限りです。
とウルトラマンシリーズに対するリスペクト溢れるコメントで会場を沸かせました。
さらに、MARVEL コミックス版『ウルトラマン』の世界に MARVEL ヒーローたちが登場する、「クロスオーバー展開」がついに実現に向けて企画中であることが明らかに!
「アイアンマン」「キャプテン・マーベル」「スパイダーマン」ら、MARVEL ヒーロー達がウルトラ怪獣との戦いに挑む姿が描かれたコンセプトアートがお披露目されると会場からは熱狂的な歓声が上がりました。
アニメ『ULTRAMAN』FINAL シーズンのファーストルックムービーや TAROスーツを世界初公開
イベントラストとなるアニメ『ULTRAMAN』FINAL シーズンのパートには、本作を手がける神山健治監督と荒牧伸志監督、本作主題歌「3」(NOILION)のプロデューサーで TeddyLoid 氏といった、アメリカでも絶大な人気を誇るクリエイターたちが登壇。
2023 年にNetflixで配信が決定している FINAL シーズンの「ファーストルックムービー」を会場限定でお披露目し、神山健治監督は
これまでのウルトラマンはビルの様に巨大なスケールで戦っていました。
しかし、今回の我々の作品では、より人間的なスケールで描くことで、世界中の視聴者が興奮し、夢中になれるようなアクションが展開されると考えています。
とコメント。
荒牧伸志監督は、
ウルトラマンといえば自分が幼い頃から中心的かつ伝説的なヒーローというイメージがありましたが。
まさか自分の手で手がけられるとは夢にも思ってもいませんでした。
と語ってくださいました。
TeddyLoid氏は NOILLION の今回のシーズン2の楽曲「3」の制作について
バトル、人間模様が描かれているので、その中で戦う進次郎を表現した曲を作りたかったんです。
シーズン2のクライマックスを象徴するような曲になっていると思います。
と、シーズン2への熱い気持ちをそれぞれ寄せました。
さらに、ULTRAMAN、SEVEN、ACEの実写スーツ3体が登場し会場を沸かせる中、サプライズとしてアニメシーズン2でも主役級の人気を誇った「TARO SUIT」が姿を現わしました。
劇中を想起させる映像と光の演出によりダイナミックなアクションショーで会場を沸かせるなど、アメリカ本土でも大きな反響を呼んでいるアニメ『ULTRAMAN』の人気ぶりが伺えるステージとなりました!
「ウルトラマン」関連作品の豪華クリエイターたちが集結し、最新情報を続々発表!
「Anime Expo(アニメ・エキスポ)2022」2022年7月2日に実施された「ウルトラマン」出展レポートの紹介でした☆
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