2022年11月1日、愛知県長久手市「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)」内にスタジオジブリの世界を表現した公園「ジブリパーク」がオープン!
スタジオジブリを代表する映画『となりのトトロ』や『魔女の宅急便』など、それぞれの世界観が楽しめる5つのエリアが登場します。
今回は、そんな「ジブリパーク」のおすすめスポットやみどころをまとめて紹介します☆
愛・地球博記念公園「ジブリパーク」まとめ
開業予定:2022年11月1日 第1期開業(青春の丘、ジブリの大倉庫、どんどこ森)
所在地:愛知県長久手市茨ケ廻間乙1533-1 「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)」内
営業時間:平日 10:00~17:00 ※学校の長期休暇期間の平日は9:00~17:00/土・日・休 9:00~17:00
休園日:毎週火曜日(火曜日が祝日の場合は翌平日)、年末年始及びメンテナンスなどの指定日 ※学校の長期休暇期間は営業
2022年11月1日にオープンする、スタジオジブリを代表する映画の世界観が楽しめる公園「ジブリパーク」
モリコロパークの愛称で知られる「愛・地球博記念公園」内の広大な敷地に「ジブリの大倉庫」や「もののけの里」など、全5つのエリアが登場します。
2022年11月1日の第1期開園には、「ジブリの大倉庫」「青春の丘」「どんどこ森」の3エリアがオープン。
第2期「もののけの里」は2023年秋、「魔女の谷」は2023年度内の開業が予定されています。
今回は、そんな「ジブリパーク」のおすすめエリアやスポット、みどころなどをまとめて紹介します☆
「ジブリパーク」へのアクセス
電車:愛知高速交通 東部丘陵線(リニモ)『愛・地球博記念公園』駅下車すぐ
バス:
名古屋駅・名鉄バスセンター4階24番のりば 『愛・地球博記念公園(ジブリパーク)』行き
中部国際空港第一ターミナル 『藤が丘』経由『愛・地球博記念公園(ジブリパーク)』行き
※詳しい時刻表、料金は名鉄バス公式ホームページをご確認ください。
ジブリパークは「愛・地球博記念公園(モリコロパーク)」の中にあります。
なお、専用の駐車場はありませんので、アクセスには電車・バスが便利です。
「ジブリパーク」チケット料金
販売店舗:Boo-Wooチケット、全国のローソン・ミニストップ店頭の「Loppi」
「ジブリパーク」のチケットはすべて日時指定の予約制。
毎月10日発売、エリアごとに予約が必要です。
※上記金額は税込みです。
※3歳以下は入場無料です。
※「どんどこ森」のチケットをお持ちの方は、当日に限り、「サツキとメイの家」を除く「どんどこ森」の裏山を開園時間中に利用できます。
※ジブリパークが指定する障害者手帳(「身体障害者手帳」、「精神障害者保健福祉手帳」、「療育手帳」、難病の患者は「特定医療費受給者証」、「被爆者健康手帳」、「戦傷病者手帳」)をお持ちの方と、同伴者1人までは「障害者 大人」もしくは「障害者 子ども」の券種をお買い求めください。一般券種の半額料金です。ご入場の際に手帳の原本またはコピー、ミライロIDのいずれかをご提示ください。
※別途、購入にあたりシステム利用料(1枚につき110円)が必要になります。
※団体や前売り割引は、実施していません。
ジブリパーク「青春の丘エリア」
主な施設の内容:
・ 地球屋(延約300平方メートル)木造一部鉄筋コンクリート造、2階建・地下1階
・ 猫の事務所(約3平方メートル)木造、平屋建
・ エレベーター塔(改修)(約20平方メートル)
・ ロータリー広場など
ジブリパークの象徴となるメインゲート「青春の丘エリア」
既存のエレベーター施設を改修し、映画『天空の城ラピュタ』や映画『ハウルの動く城』などの世界観をイメージさせる19世紀末の空想科学的要素を取り入れた内外装となります。
青春の丘エリアには、1995年に公開された映画『耳をすませば』の舞台をイメージした「地球屋」や「ロータリー広場」が登場。
映画『耳をすませば』に登場するアンティーク家具や時計の修理・販売を行う店「地球屋」と
電話ボックスや掲示板に電話機や貼り紙等を設置し、作品の雰囲気を演出した「ロータリー広場」は必見です!
さらに、映画『猫の恩返し』に登場する建物や家具、小物などがミニチュアサイズで制作された「猫の事務所」も設置されます。
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ジブリパーク「ジブリの大倉庫エリア」
主な施設の内容
・ ジブリの大倉庫(延約9,600平方メートル)[鉄筋鉄骨コンクリート造一部鉄骨造、2階建]
・常設展示室(5室) :約1,690平方メートル
・企画展示室 :約596平方メートル
・映像展示室(約170席):約 260平方メートル
・カフェ棟:約 299平方メートル
「倉庫」らしさと懐かしさを感じる、和洋折衷の建築空間が整備される「ジブリの大倉庫エリア」
映画『借りぐらしのアリエッティ』に登場するアリエッティやその家族が暮らす家と、彼女たちの目線で見た植物の茂る庭が大きなセットで表現された「床下の家と小人の庭」や
映画『天空の城ラピュタ』に登場する廃墟となったラピュタの庭園が制作された「天空の庭」や、空飛ぶ巨大な船が全長およそ6mのスケールで登場する「空飛ぶ巨大な船」
映画『となりのトトロ』の世界で遊べる部屋やスタジオジブリの世界がより深まる常設展示室、企画展示室、映像展示室、収蔵施設などが整備されます。
親子で楽しめる遊び場や売店と喫茶などが展開される、たくさんの楽しさが詰まった大空間です☆
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ジブリパーク「どんどこ森エリア」
主な施設の内容:
・ サツキとメイの家(既設)延約100平方メートル
・ どんどこ堂(高さ5.2m)木製遊具(想定利用人数:小学校低学年の児童5~6人)
・ 管理棟(延約30平方メートル)[木造、平屋建
・ サブゲート棟【改修・増築】(延約60平方メートル)鉄筋コンクリート造、平屋建
・ 散策路等
・ スロープカー(全長約80m)定員:8名
映画『となりのトトロ』の「サツキとメイの家」をメインに、昭和の田園景観をイメージした「どんどこ森エリア」
劇中内で「サツキ」と「メイ」のまいた種が早く眼を出すようにと、夜に「トトロ」たちと一緒に踊る「どんどこ踊り」から命名されました。
現在営業している「サツキとメイの家」に合わせ社がセットされるほか、
高さ5.2メートルの木製遊具「どんどこ堂」、
裏山に『となりのトトロ』の世界観を再現した散策路が整備されます☆
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ジブリパーク「もののけの里エリア」
映画『もののけ姫』のエミシの村とタタラ場をもとに、和風な里山的風景をイメージした「もののけの里エリア」
広場には、劇中に登場する「タタリ神」や「乙事主(おっことぬし)」のオブジェが設置される予定です。
ほかにも体験学習施設として「タタラ場」や「炭焼き小屋」のほか、休憩場所なども整備されます。
ジブリパーク「魔女の谷エリア」
映画『魔女の宅急便』や『ハウルの動く城』などの北ヨーロッパ風の空間をイメージして整備される「魔女の谷エリア」
同エリアには『魔女の宅急便』の冒頭シーンに出てくる「キキ」の実家「オキノ邸」と庭園が展開されます。
ほかにも『ハウルの動く城』の物語を彷彿とさせる「ハウルの城」と荒地、休憩・レストラン棟などが登場予定です☆
「ジブリパーク」宮崎吾朗監督・大村知事会見
開催日:2022年10月12日(水)
メディア向けに「ジブリパーク」を公開された10月12日、宮崎吾朗監督と大村知事による会見が行われました。
ジブリパークというプロジェクトがスタートした経緯について、宮崎吾朗監督は「サツキとメイの家」がきれいに残っていたからというのが一つの理由と話し、現在2期オープン予定の工事が佳境に入っていると明かします。
大村知事は、1期・2期をきちんとオープンさせた上で進化・発展を考えて行きたい、日本中のみならず世界中の皆さんに来ていただきたいとジブリパークへの期待をお話してくださいました。
また、スタジオジブリの施設としては既に三鷹の森の美術館がありますが、ジブリパークと三鷹の森の美術館は少し性質が異なっているとのこと。
三鷹の森の美術館は宮座駿監督が主導となったアニメーション製作の現場を表現する場所、ジブリパークはスタジオジブリが美術展などのために制作した造形物のアーカイブ施設としての性格も含まれているとのことです。
「そういった意味では常に2つの施設は連携していると言ってもいいのかもしれません」と宮崎吾朗監督が解説してくださいました。
次ページでは2022年1月27日(木)に開催された「ジブリパーク」メディア向け発表会の様子やこれまでに発表された情報を紹介していきます。