記事ポイント
- 4tドライバー(夜勤帯)で1ヶ月17応募
- 重さ・急かさないルート・泊まりなしを実数で回答
- クリック率10.1%、Shakeの中央値は6.25%
求人媒体の運用代行サービスHRShakerを運営するShakeが、ドライバー採用の実測データと施策を公開しました。
首都圏の食品配送会社の4tドライバー(夜勤帯)求人で、荷物の重さ「1箱2kg〜10kg程度」を明記し、1ヶ月で17応募を集めた事例です。
HRShaker ドライバー採用の実測データ公開

- 分析主体:HRShaker(Shake)
- 分析対象:採用支援を行う中小企業107社のうち、運送・配送業の支援先の運用データ(本実例:求人表示9,886回、展開求人6本、応募17件/1ヶ月)
- データ期間:2025年5月〜2026年8月
- 注記:応募数はWeb経由のみ計上。実例企業は特定を避けるため業種・地域のみ記載
HRShakerは、Indeed・Airワーク採用管理などの求人媒体を運用代行するサービスです。
広告費を積んで露出を買うのではなく、求職者のニーズ起点で求人原稿を作り、媒体内での上位表示を狙う「採用のSEO」という考え方で運用しています。
今回の事例は、首都圏の食品配送会社が短期間で応募を集めた運用データです。
ドライバー職の求職者は、給与よりまず「重労働ではないか」「長距離・泊まりはないか」「配達時間に追われないか」という実態を確かめます。

応募を集めた求人は、この3つの不安すべてに具体的な事実で答えていました。
1ヶ月の結果は、求人6本で17応募、クリック率10.1%(同社中央値は6.25%)でした。
3つの不安への実数回答
求人では、重さ・運行の考え方・夜勤の位置づけを具体的に書いています。
1つ目は商材の重さです。
「扱う商品は、ケーキ・チョコレート・クッキー・せんべい・ようかんなどのおかしや食品が中心です。荷物は1箱2kg〜10kg程度」と記載し、カートや台車、カゴ車を活用して運搬することも示しました。
同じ4t配送でも飲料や建材と菓子では負荷が違うため、kgで見せたことが体力面の不安への回答になりました。
2つ目は運行の考え方です。
「スピードよりも安全運転と丁寧な荷扱いを重視。急発進・急ブレーキを避け、余裕を持って配送できるルートを組んでいます」と、ルート設計の思想まで書きました。
3つ目は夜勤の位置づけです。
「夜勤シフトで、深夜帯の収入アップを目指せる」「関東圏内のルート配送。長距離・泊まり運行なし」と、収入と生活の両立をセットで示しました。
中型免許・4t経験・夜勤可という必須条件も明記し、採用に至らない応募を入口で防いでいます。
運送・物流企業の採用担当者向けの4つのポイント

運ぶ物・走り方・働く時間を事実で書くことが、施策の軸です。
「何を運ぶか」「1箱何kgか」まで書くと、商材の軽さや扱いやすさが差別化になります。
運行ルートの組み方や時間的余裕など「急かさない仕組み」があれば、考え方ごと書きます。
夜勤・早朝は隠さず、「収入アップ×泊まりなし」の肯定形で提示します。
免許区分・経験の必須条件は明確にし、応募の量より免許保有者への到達率で評価します。
HRShakerの運用の特徴

HRShakerは、荷物の重さ、運行エリア、ルートの組み方などの現場の実態をヒアリングで洗い出し、具体的な数字と言葉で求人を作成します。
従来の広告枠中心の採用サービスに対し、ペルソナ設計、週単位の原稿リライト、専門スタッフによるスカウト送信を行い、広告費を下げる提案をする運用型の採用を掲げています。
Indeed・Airワーク採用管理への掲載から効果測定・改善までを一貫して担当します。
今回の事例では、荷物の重さ、急かさないルート、泊まりなしの夜勤、必須免許条件という働き方の実態を具体的に書いた求人が、1ヶ月17応募につながりました。
ドライバー採用で応募を集めるには、給与だけでなく実態を数字で示すことが有効だと、実測データは示しています。








