記事ポイント
- 水野加津人著、2026年10月7日発売、定価2,420円(税込)
- 1週間168時間を6つの時間に分け「時間の予算」を作成
- 経営者6名のインタビューを収録
星野書房が、水野加津人著『余白の経営 時間を整えれば、すべてうまくいく』を2026年10月7日に全国の書店で発売します。
休めない経営者に向け、1週間168時間を見直す「時間の予算」を提案する一冊です。
予定に先に余白を入れる考え方から、自走する組織づくり、次世代への継承までを扱います。
星野書房『余白の経営 時間を整えれば、すべてうまくいく』

- 著者:水野 加津人(みずの・かずと)
- 定価:2,420円(税込)
- 発売日:2026年10月7日
- 発行・発売:発行:星野書房/発売:サンクチュアリ出版
- 収録:経営者6名のインタビュー
- 構成:序章、第1章〜第6章、終章
売上も会社も成長しているのに「休めない」「任せられない」「将来を考える時間がない」と悩む、45歳以上の経営者に向けた一冊です。
時間の予算づくりから、社長がいなくても成長する組織づくり、次世代への継承までを、3つのステージで紹介します。
提案の軸は、「余った時間で休む」から「先に余白を予約する」への転換です。
1週間168時間を6つの時間に分け、「時間の予算」を立てます。
6つの時間は、(1)消費(食事・睡眠・移動)、(2)作業(メール返信・書類作成など)、(3)会議・対話、(4)学び(読書・セミナーなど)、(5)思考(アイデア・戦略づくり)、(6)余白(予定を入れず立ち止まる時間)です。
多くの人の予定は1〜4で埋まっていますが、経営者にとって大切な仕事は、5の思考の時間と6の余白の時間から生まれると説いています(第3章「時間の使い方には6つの種類がある」より)。
予定は「余白→思考→業務」の順に入れる、“時間の先取り”を勧めます。
年間計画でも、「やること」より先に「守る時間」を決めます。

月に一度日常を離れる「月イチ旅(R)」と、デジタルから離れる「転地」も提案しています。
背景には、経営者が「休み方改革」の外側にいる現状があります。
厚生労働省の「就労条件総合調査」(2025年12月公表)では、労働者1人平均の年間休日は116.6日、年次有給休暇の取得率は66.9%で、いずれも1980年代以降で過去最多・過去最高でした。
一方、役員である経営者は労働基準法の労働時間・休日の規定の対象外です。
社長の平均年齢は60.8歳で、「経営者の病気、死亡」による倒産は2025年に335件と、2000年以降で最多となりました。
社長が休めないことは個人の問題ではなく、会社の存続にかかわる経営課題だと本書は捉えます(出典:厚生労働省 令和7年就労条件総合調査/帝国データバンク 全国「社長年齢」分析調査(2025年)・倒産集計 2025年報)。
著者は、かつて師匠から「ビジネスと人生でうまくいきたかったら、毎月、旅に行きなさい」と言われ、「忙しくて無理です」と答えたところ、「だから成功できないんだ」と返されました。
それ以来、月イチ旅(R)を10年以上続けながら、年商1億円未満から100億円規模の企業まで支援しています。
著者自らが聞き手となった、6名の経営者インタビューも収録しています。
創業約200年の酒蔵の9代目や、100店舗を超えるグループの代表など、業種も規模も異なる経営者が、余白を経営に取り入れた実践を語ります。

章立ては、序章「理想の未来は余白から生まれる」に始まり、第5章「転地」、第6章「余白の遺産(レガシー)」を経て、終章「本当に大切なものを循環させる」へ進みます。

著者の水野加津人さんは経営コンサルタントで、アメリカ発の運動療法の日本法人立ち上げに携わり、12年間代表取締役を務めました。
現在は45歳以上の経営者を対象に「余白の経営」を提唱し、しくみとAIを活用して、自走型組織づくりを支援しています。
「もし徳川家康が経営者だったら」プロジェクトでは、260年以上続いた江戸幕府のしくみや平和思想を現代経営に応用し、「長く続く会社づくり」を研究・発信しています。
著書に『年商1億・10億・30億を叶える 経営しくみ化大全』(星野書房)ほか多数があります。
時間を「使う」から「先に確保する」へ発想を変える提案が、本書の核です。
休めない経営者が、自分の時間と会社の将来を見直すきっかけになる一冊です。








