記事ポイント
- 2026年10月7日~9日、東京ビッグサイトで開催
- 9か国2地域、378社・団体が出展
- Web展は2026年11月13日まで
全国社会福祉協議会と保健福祉広報協会が主催する「H.C.R.2026 第53回国際福祉機器展&フォーラム」が、2026年10月7日(水)から9日(金)まで東京ビッグサイト 東1、2、3、7、8展示ホールで開催中です。
介護・生活支援の機器を紹介し、福祉とロボットの関わりに注目した「テクノロジー×ケア展」が今年の目玉企画です。
防災展や音環境コーナー、こども広場など、福祉の最新技術を体験できる企画がそろいます。
H.C.R.2026 第53回国際福祉機器展&フォーラム

- 会期:2026年10月7日(水)・8日(木)・9日(金)
- 会場:東京ビッグサイト 東1、2、3、7、8展示ホール
- 出展規模:9か国2地域、378社・団体(Web展のみの出展含む)
第53回となる今回は、昨年から引き続き“クリエイティブな未来を拓く”をテーマに、介護・生活支援の機器を総合展示しています。

初日は9時40分から東展示ホール2前のガレリアで、記念モニュメントの除幕による開会式が行われました。
来賓の厚生労働大臣 上野 賢一郎氏の代理として障害保健福祉部長 水谷 忠由氏、H.C.R.2026のビジュアルデザインを担当したアーティストの日月 美輪(ひづき みわ)氏が参加しました。
10時のオープン後は、多くの来場者でにぎわっています。
テクノロジー×ケア展
今年の目玉企画は、福祉とロボットの関わりに注目した最新機器の展示「テクノロジー×ケア展」です。
ロボットへの過度な依存を避け、人とテクノロジーの共生をめざした研究も展示されています。
九州工業大学 柴田研究室「意図を読み取るPhysical AIロボット」

Physical AIを活用し、人の指示によってさまざまな支援を行うロボットです。
ロボットが自動的に仕事をするだけでなく、その人がやりたいことやしたいことをコミュニケーションを通じて読み取りながら、さまざまな仕事をしてくれます。
筑紫女学園大学「弱いロボットおその仲間たち」

白い横長の丸みを帯びた頭部と、丸みのある部品を重ねた胴体を持つロボットが展示されています。
大学による先端技術や新しいアイデアが満載の展示です。
防災展
“もしも”に備える防災展では、病院や施設での導入が増えているマンホールトイレや、水洗トイレをそのまま被災地へ運ぶトイレカーが展示されています。
様々な自然災害が続く今年は、より多くの方が最新の製品に見入っていました。
移動式トイレ トイレカー

水洗トイレをそのまま被災地へ運ぶトイレカーです。
白と青の小型車両で、側面の扉を開けた入口には手すり付きの階段が設置されています。
簡易型止水板「Flood Guard(フラッドガード)」

昨今の水難に対応できる簡易型止水板です。
特別な工具は不要で、女性や高齢の方でも短時間で設置・撤去ができる製品として注目です。
オレンジ色の止水板を複数連結して使い、床に接する底面と立ち上がった壁面を備えています。
ハイパーソニック空間の音環境コーナー

- 場所:東7ホール
福祉施設における音環境実装に向けたイメージとして設けられたコーナーです。
福祉施設の「音環境」が利用者や職員にもたらす影響は大きなものです。
そこで、人間の耳には聞こえない高い周波数成分を豊富に含む音(ハイパーソニック)空間を再現しました。
多くの方が、ブースで癒しの空間を体感されました。
こども広場

- 場所:東8ホール
「こども広場」は昨年に引き続き実施されています。
障害のあるこどもも、安心して歩く、走るといった身体を動かす体験ができます。
プラネタリウムもあり、福祉の専門職が見守りながら、安全に楽しめるコーナーです。
今年も多くのこどもたちの明るい声が響いています。
遠隔手話通訳サービス
- 料金:無料(通話料は利用者負担)
- 利用条件:展示会期中、会場内に限る
会場内サービスとして、遠隔手話通訳サービスを実施しています。
自身のスマートフォンで会場案内に記載の二次元コードを読み取ると利用できます。
ブース担当者とのコミュニケーションに活用できます。
国際シンポジウム
- 開催日:2026年10月8日(木)
第1部では「障害のある子ども達へのケアと支援」をテーマに取り上げます。
第2部のテーマは「共生社会のこれから~参加を保障する社会システムへ~」です。
欧州での最新動向も紹介しながら、専門家たちが今後の方向性を考察します。
Web展示会「H.C.R.Web2026」
- 会期:2026年9月1日(火)~11月13日(金)
- 利用条件:入場登録の完了後、期間中いつでも閲覧可能
3日間の実展示のほか、いつでもどこでも福祉機器情報に触れられるよう、Web展示会とのハイブリッド開催をしています。
遠方で来場が難しい方も、Web展示会で最新の福祉機器情報に触れられます。








