記事ポイント
- 10月10日は「転倒予防の日」
- 全国29店舗で下肢筋力・バランス・歩行を訓練
- 定期的な身体機能の評価で訓練内容を見直し
HLCは、リハビリ特化型デイサービス「ソレイルミナーレ」「リハてらす」を全国29店舗(2026年10月現在)で展開し、転倒に関わる下肢筋力・バランス・歩行の機能訓練と、定期的な身体機能の評価に取り組んでいます。
10月10日は、日本転倒予防学会が制定する「転倒予防の日」です。
リハビリマシンを活用した運動プログラムと個別の評価による、転倒予防の取り組みを紹介します。
HLCのリハビリ特化型デイサービス「ソレイルミナーレ」「リハてらす」の転倒予防の取り組み

- 展開店舗数:全国29店舗(2026年10月現在)
- 店舗内訳:ソレイルミナーレ20店舗、リハてらす9店舗(2026年10月現在)
- 提供形態:リハビリに特化した半日型(午前・午後それぞれ約3時間半)
- 訓練内容の設定:利用者の状態に応じて個別に設定
厚生労働省が2026年7月に公表した「2025年国民生活基礎調査」では、介護が必要になった主な原因のうち「骨折・転倒」は14.6%で、認知症、高齢による衰弱に次ぐ第3位でした。
要介護者に限ると14.8%で、認知症に次ぐ第2位です。
転倒で骨折し、入院や安静が続くと、筋力や歩行能力が低下し、さらに転びやすくなる循環に入りやすくなります。
転倒予防の目的は、転倒そのものを減らすことに加え、転倒をきっかけとした要介護状態への移行を防ぎ、自分の足で暮らし続ける期間を延ばすことにあります。
2026年は10月10日・11日に、日本転倒予防学会の第13回学術集会が「健康寿命延伸のハブとなる転倒予防」をテーマに名古屋で開催されます。
厚生労働省と消費者庁は同学会と協力し、「転倒予防の日」を契機に転倒予防を呼びかけています。
HLCのデイサービスは、機能訓練指導員等による個別の機能訓練と、「立つ・座る・歩く」という日常動作に特化したリハビリマシンの運動プログラムが中心です。
転倒につながりやすい身体機能の低下に、日常的な運動の積み重ねで向き合います。
利用者一人ひとりの身体機能は定期的に評価し、その結果に基づいて訓練内容を見直します。
「以前より立ち上がりが安定した」「歩幅が広がった」といった変化を数値と観察の両面で確認しながら、次の目標を設定します。
訓練は、転倒に関わる「下肢筋力」「バランス・立位」「歩行」の3つの領域を組み合わせて行います。
下肢筋力では、リハビリマシンによるレッグプレスやレッグエクステンションなどで、立ち上がりや階段昇降を支える下肢の筋力を高めます。
バランス・立位では、股関節周囲を鍛えるヒップアブダクションや、立ち上がりと姿勢を支えるトーソフレクションなどのマシンに加え、片脚立位や重心移動の訓練でふらつきに対応する力を養います。
浴槽をまたぐ、靴を履くといった日常動作につながる訓練です。

歩行では、歩行訓練で歩幅・歩行速度・つまずきにくい足の運びを整え、屋外の段差や横断歩道を想定した練習も行います。
これらは個別に行うのではなく、利用者の状態に合わせて組み合わせ、日常生活の「できる」を一つずつ増やすことを目標としています。
機能訓練を継続するなかで、手すりなしでは立ち上がれなかった方が自力で立ち上がれるようになった例や、杖を手放せなかった方が杖なしで買い物に出かけられるようになった例があります。
転倒は自宅を含む日常のあらゆる場面で起こるため、デイサービスでの訓練だけでは転倒予防は完結しません。
訓練中に気づいた歩行の変化やふらつきの傾向を、ご家族やケアマネジャーと共有し、自宅内の段差や照明、履物など生活環境の見直しにつなげています。
通所で培った身体機能と自宅での環境整備の両輪で、転倒しにくい暮らしを支えます。
マシンによる下肢筋力の強化から、バランス、歩行までを、定期的な評価をもとに組み立てていくのが、HLCの転倒予防の特徴です。
ご家族やケアマネジャーとの情報共有で、自宅での暮らしにも目を向けています。
※出典:日本転倒予防学会「転倒予防の日」「第13回学術集会」、厚生労働省「2025年国民生活基礎調査の概況」(2026年7月15日公表)








