記事ポイント
- ダスキン法人営業本部がbellSalesAIを導入し、複数ツールを一元化
- 議事録解析時間は2〜3分、Salesforceへ商談データを蓄積
- Agentforce活用を見据えた営業DXの次フェーズ
ベルフェイスが発表した、ダスキン法人営業本部のSalesforce入力エージェント「bellSalesAI」導入事例です。
同部門は既存ツールの動作不安定や複数ツール併用による管理負荷を課題とし、3回目のツールリプレイスとしてbellSalesAIを選定しました。
ダスキン法人営業本部「bellSalesAI」

- 発表日:2026年6月24日
- 導入企業:ダスキン法人営業本部
- 対象サービス:bellSalesAI(Salesforce入力エージェント)
- 連携プラットフォーム:Salesforce、Agentforce
ダスキンは清掃・衛生関連商品のレンタルや家事代行、「ミスタードーナツ」フードサービスなど幅広い生活関連サービスを全国展開する企業です。
法人顧客向けの営業活動を行う法人営業本部では、商談録音・議事録作成・社内会議記録を管理する複数ツールの運用負荷が課題でした。
導入前の課題:ツール不安定と管理負荷の二重課題
導入以前、法人営業本部では録音・文字起こし・確認作業に使用していた既存ツールの動作が不安定で、議事録が正常に作成されない不具合が頻発する状況でした。
現場の営業メンバーの間でツールへの信頼感が低下し、社内会議用と商談録音用でツールを分ける運用も管理負荷になっていました。
こうした「ツールの信頼性低下と管理負荷の増大」という二重の課題を解消するため、bellSalesAIの導入を決めた経緯があります。
導入の決め手となった3つのポイント
導入にあたって評価されたポイントは、ツールの一元化による管理効率の向上、商談内容の構造化記録によるデータ品質の向上、そして月次フォロー体制による安心感の3点です。
CRM/SFA項目に沿って商談情報をbellSalesAIが自動で構造化・記録し、Salesforceに整合性の高いデータを蓄積できる点が決め手です。
また、ベルフェイス自身が自社の営業活動でAgentforceを活用してきた実績も、Agentforceとの連携を見据えた選定理由の一つです。
導入後のオンボーディング期間における月次フォローと、テクニカルサポートの迅速な対応も評価された点です。
導入効果:商談品質の標準化と業務効率化
bellSalesAI導入後は、商談内容がCRM/SFA項目に沿って構造化記録され、担当者間の記録品質のばらつきを抑える仕組みになっています。
マネージャーは「どこまで提案できたか」「ヒアリングは十分か」をデータで追えるため、営業指導に具体的な根拠が加わります。
商談録音・議事録作成・社内会議記録を同一ツールで一元管理できるようになり、議事録解析時間は2〜3分に短縮された点も導入効果です。
戦略マーケティング部 戦略企画室 室長の小谷 八郎太氏は、導入前の課題と導入後の変化についてコメントを寄せています。
小谷八郎太氏は、ツール併用と録音不具合が現場の運用負荷と信頼性低下につながっていたと説明しています。
導入後は商談内容がCRM項目に沿って自動で構造化・記録され、可視化された議事録が営業指導の根拠になっています。
商談と社内会議の記録を一つのツールで管理する運用が、現場の負担軽減に役立っています。
今後は、蓄積したデータをSalesforce上での商談スコアリングやAgentforce活用につなげる考えです。
今後の展望:Agentforce活用で営業DXをさらに加速
bellSalesAIを通じてSalesforceに蓄積された構造化商談データを活用し、商談スコアリングによる受注確度予測や提案力向上、営業戦略の高度化を図る計画です。
商談データの蓄積・整備が進んだことで、SalesforceのAIエージェント機能「Agentforce」の活用が次のステップに位置づけられています。
勝ちパターンの分析や商談フェーズの自動更新など、AIエージェントを活用する土台として、bellSalesAIによるデータ蓄積が起点になります。
複数ツールの運用を一つにまとめ、商談記録をデータとして扱う流れが中心の事例です。
Salesforceに蓄積した情報をAgentforceへ広げる段階まで、導入後の動きも含まれています。
ダスキン法人営業本部の「bellSalesAI」導入事例の紹介でした。
よくある質問
Q. bellSalesAIはどのようなサービスですか?
A. 営業担当者の商談情報をAIが自動で抽出・構造化し、Salesforceへの入力を効率化するサービスです。
対面商談はスマートフォンアプリ、Web商談はPCアプリで操作でき、独自AIが情報の抽出・構造化を高精度で行います。
Q. ダスキン法人営業本部はbellSalesAI導入後にどのような効果を得ましたか?
A. 商談内容がCRM/SFA項目に沿って構造化記録されるため、担当者間の記録品質のばらつきが抑えられます。
議事録解析時間は2〜3分に短縮され、営業担当者が顧客対応に集中しやすくなります。
Q. 今後のAgentforce活用の具体的な計画はどのようなものですか?
A. Salesforce上での商談スコアリングによる受注確度予測や提案力向上を計画しています。
bellSalesAIで蓄積した構造化商談データを土台に、勝ちパターンの分析や商談フェーズの自動更新など、Agentforceをフル活用した営業DXの加速を見据えています。