入賞エピソードを大公開!ウチコミ「賃貸経営にまつわる“裏話”コンテスト」

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ウチコミは、賃貸経営にまつわる“裏話”コンテストを全国の大家会員を対象に実施しました。

 

ウチコミ「賃貸経営にまつわる“裏話”コンテスト」

 

大家さんの裏話コンテスト

 

内容:賃貸経営をする中で「どうしてこんなことに…」と

思わず頭を抱えたエピソード

期間:2025年4月1日~2025年4月10日

対象:ウチコミ!大家会員

方法:ウチコミによるインターネット調査

 

ウチコミは、賃貸経営にまつわる“裏話”コンテストを全国の大家会員を対象に実施!

■裏話サマリー

・貸した物件が詐欺グループのアジトに!?

・入居者が逮捕!? 連帯保証人との訴訟劇

・この物件、“何か”が棲んでいる…

・上京した娘が行方不明!?

・騒音クレームの真相は“被害者からの被害”?

・最悪を覚悟した突入劇 その結末は?

・不倫相手に敷金返還!? 信じがたい“なりすまし”事件

・見上げてゾッとした… アパート管理は“自分の目”が命

…etc.

■入賞エピソード

入賞したのは以下のエピソードです。

(原文ママ)

・なんだか切ないで賞

『上京した娘が行方不明!?』-kobakobakoさん(60代・男性)

入居者は20代の東京都内勤務の女性でした。

実家の四国のお父さんが連帯保証人でした。

ある時期から滞納が始まり、本人に電話を掛けると、「すみません。

直ぐ振り込みます」との返事です。

数か月そんなことを繰り返していると、ある時からまったく電話が通じなくなり、連絡が取れなくなりました。

仕方なく、四国のお父様に電話しました。

なんと、お父様も、全く連絡がつかなくて困っているとの返事です。

なので、住んでいるかどうかアパートに見に行ってほしいと頼まれました。

部屋に入るわけにはいかないので、「外から様子を見てみます。」と返答しました。

ママチャリ出動です。

現地に着き、外から見たところ、まったく人が住んでいる気配が感じられません。

そのことをお父様に伝えると、間もなく、お父様が四国から上京されました。

私は、合いカギを渡し、お父様は部屋で何日か待つことになりました。

その際、四国のお菓子を手土産に持ってきてくれました。

ありがたいですが、なんか意味深な、紀貫之の歌がパッケージに書かれています。

『都へと 思うをものの かなしきは かえらぬ人の あればなりけり』

紀貫之が亡くした娘を思い詠んだ歌です。

「亡くした」という部分は縁起でもありませんが、父が娘を思う気持ちとそのパッケージが重なり、切なくなってしまいました。

結局、1週間くらいしても、娘さんは戻らず、お父様は仕方なく四国に戻って行きました。

「まさか何かの事件に巻き込まれたのでは!?」「早く警察に相談した方がいいのか!?」とかなり焦りました。

そうこう心配していると、お父さんから電話がありました。

「娘はだいぶ前に会社を辞めて、彼氏の家に泊まったり、ふらふらしていたとのことです。

ご心配をおかけしました。」

「な~んだ、そうだったのかぁ~」とほっとしたところ、「こんな感じで東京においていても仕方がないので、実家(四国)へ戻します。

お部屋の解約をお願いします!」

「ガビーン!!」大家にとって一番聞きたくない言葉、『お部屋の解約』です。

でも仕方がないですね。

ほどなくして、お父様から、滞納分の家賃の一括振り込みがありました。

けど、その当時は多かったのです。

会社を辞めて、故郷に帰るのでお部屋を解約したいという話は。

正規雇用を増やし、若年層の給料を上げていかないとって気がします。

私の物件は、高齢者の生活保護の方の入居も受け入れていますが、これからの未来を担う若年層もバランス良くサポートする必要性を感じています。

・てんやわんやで賞

『入居者が逮捕!? 連帯保証人との訴訟劇』-エンジニア大家さん(40代・男性)

入居者がとある罪で逮捕されたことが発覚しその時点で家賃保証が打ち切りになりました。

残置物放棄の同意を得たので大家側で残置物を処分。

そして保証人である義姉に退去費用(14万程度)を請求したところ、その義姉にブチ切れられた。

連帯保証人という制度を全く理解しておらず、そこから説明をしたのだが理解を示さず、「私に◯ねって言ってるの?」と大げさな反応をしてきたので説得を諦め、少額訴訟を起こした。

訴状が先方に届いた頃に義姉から電話連絡があり、前回の電話と異なり超甘えた声で「1万円で勘弁して」と告げられ、後に私の口座に1万円が振り込まれた。

裁判所にこのことを告げたら、請求金額の変更をする必要があると言われ再び裁判所に出向き手続きを行った。

そして裁判の前日になったタイミングで義姉から残りの13万円が振り込まれた。

すると今度はその日中に裁判の取り下げをする必要が出てきたので再び裁判所で手続きを行った。

たかだか14万円を請求するのにこれだけの手間がかかるのかと思うと放棄しても良かったのではないかと今は思っていますが、良い経験でした。

上記入賞者には、賞品として豪華カタログギフト約2万円分が贈られました。

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