写真化学と、日本最古の絵具メーカーである、上羽絵惣がタッグを組み、京都で日本の伝統的技法を使いながら作品制作を行う画家・丹羽優太の限定アートプリント制作を2025年5月16日より発売します。
写真化学/上羽絵惣「丹羽優太の限定アートプリント」
写真化学と、日本最古の絵具メーカーである、上羽絵惣がタッグを組み、京都で日本の伝統的技法を使いながら作品制作を行う画家・丹羽優太の限定アートプリント制作を2025年5月16日より発売。
■プロジェクトの内容
株式会社写真化学は、石版印刷から始まり、日本初の紙幣「太政官札」の制作にも携わった老舗企業。
2024年8月に高品位印刷技術を用いたアートポスターブランド「ichimai kyoto」をローンチし、京都で活躍するアーティストをモノづくりで支援しています。
一方の上羽絵惣株式会社は、江戸時代より続く伝統的な顔料技術を有する企業。
今回のコラボレーションでは、画家・丹羽優太が上羽絵惣の伝統画材を用いて創作した原画を描き、それを写真化学の高品位印刷技術によってアートポスターとして仕上げ、イベントやECサイト等で販売しています。
京都の老舗企業がタッグを組み、京都の伝統産業とアーティストの活動を、モノづくりを通して盛り上げていきます。
■アートイベントでも販売
2025年5月16日(金)~18日(日)には、京都・東福寺塔頭光明院(東山区)にて開催されるイベント「。、展 2025」にて、このプロダクトをお披露目します。
当日は、丹羽優太の作品展示や今回のコラボ商品である、アートプリントの販売も予定しています。
■販売商品の概要
商品名 :「きつねとたぬきのばかしあい(仮)」
アーティスト:丹羽優太(YUTA NIWA)
原画画材提供:上羽絵惣株式会社
印刷 :株式会社写真化学
価格(税込) :19,800円(税抜18,000円)
丹羽優太が描く下絵
■丹羽優太とは
1993年神奈川県生まれ。
京都造形芸術大学大学院ペインティング領域修了。
北京留学後、京都を中心に活動中。
日本絵画の文脈、技法材料を用いながら、人々には見えない厄災、抵抗できない力が常に黒い何かに見立てられてきた歴史に着目し作品制作を行う。
2019年に京都造形芸術大学大学院ペインティング領域を修了した後、北京へ留学。
現在は東福寺塔頭光明院に住み込みで制作活動を行なっている。
近年の主な展覧会にArt Collaboration Kyoto「Golden Fight of Gods 黄金衆神之闘」、「キメラ流行記」、MIDTOWN AWARD2021、「なまずのこうみょう」、やんばるアートフェスティバル 山原知新、アートアワード丸の内2019 など
丹羽優太とは
■ichimai kyotoとは
老舗印刷会社・写真化学が2024年8月にローンチした、高品位アートプリントブランド。
原画の世界観を伝える彩色表現で、「原画は高価で手に入れにくく、コピーやポスターでは満足できない」という人に向けて、手に取りやすい価格で特別感のある限定アートプリントを提供。
ichimai kyotoとは
■ichimai kyoto(イチマイキョウト)プロダクトの特長
1. “ここにしかない”アートプリント
156年の歴史を持つ京都の印刷技術で、京都で活躍する現代アーティストたちの創造力を見事に具現化したアートプリントです。
200枚限定のエディションナンバー付き。
2. 五感を満たすプロダクト
手に取ったときの感触や印刷による立体感は購入者の五感へ訴えかけ、空間を彩ります。
3. コンテンツで楽しむアート体験
アーティストや作品の背景を丁寧に取材し、WEBや動画、特製ブックレットとしてコンテンツ化。
アートプリントを飾る体験をより深く楽しむことができます。
■上羽絵惣(うえばえそう)とは
1751年(宝暦元年)、京都の東洞院松原上ルにおいて初代ゑのぐや惣兵衛が創業。
白狐印でみなさまに愛される日本最古の日本画用絵具専門店として、岩絵具、水干絵具など700点もの画材商品を卸販売しています。
2010年(平成22年)に新しい試みとして胡粉ネイルを開発しました。
上羽絵惣は京都の風土を大切にし、歴史を守りつつ新しいものを取り入れる温故知新の精神で、彩りのある生活を提案してもらえます。
会社名 : 上羽絵惣株式会社
所在地 : 京都市下京区東洞院通高辻下ル燈籠町579
創業 : 1751年(宝暦元年)
代表 : 十一代目 松島啓晃
事業内容 : 日本画絵具の製造・卸、化粧品の企画・販売
営業時間 : 9:00~17:00
定休日 土曜日、日曜日、祝日
上羽絵惣とは