誰もが平等に利用できる電子書籍の制作方法!ボイジャー 『アクセシブルなEPUB制作 8つのポイント』

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ボイジャーは、2025年3月26日より自社ホームページ内に新設した「VOYAGER'S NEXT CHALLENGES 次への挑戦」コーナーにて、『アクセシブルなEPUB制作 8つのポイント』を無料公開します。

 

ボイジャー 『アクセシブルなEPUB制作 8つのポイント』

 

『アクセシブルなEPUB制作 8つのポイント』紹介バナー

 

ボイジャーは、2025年3月26日より自社ホームページ内に新設した「VOYAGER'S NEXT CHALLENGES 次への挑戦」コーナーにて、『アクセシブルなEPUB制作 8つのポイント』を無料公開。

このガイドブックは、2019年施行の「読書バリアフリー法」と2024年4月施行の「障害者差別解消法」改正を受け、障害の有無に関わらず、誰もが平等に利用できる電子書籍の制作方法をまとめたものです。

出版社・編集者・著者の方々の制作指針として活用いただけることを期待しています。

 

※EPUBとは

電子書籍ストアで販売できる、世界中で使われているファイル形式

■アクセシビリティは全ての読者のため

電子書籍のアクセシビリティ対応とは「視覚障害者のための特別な配慮」ではありません。

全ての読者の体験をより良くする、基本的な品質向上の取り組みです。

アクセシビリティを考慮した、テキストベースの電子書籍フォーマット(リフロー型EPUB・イーパブ)は、一人ひとりの状況や好みに合わせた読書の可能性を広げます。

<日常で役立つリフロー型EPUBの電子書籍>

・文字の大きさを変えられる

- 小さい文字が見づらい時に調整できる

- 状況によって最適な文字サイズで読むことができる

・音声で聞ける

- 視覚障害者など目に頼らず耳で本を聞くことができる

- 通勤電車や家事をしながら「聞く読書」を楽しむことができる

・キーワードを検索できる

- 知りたい情報に素早くアクセスすることができる

- 以前読んだ印象的な部分にすぐに戻ることができる

■今すぐ実践できる8つのポイント

アクセシブルな電子書籍制作には、以下の8つのポイントが重要です。

いずれもシンプルな基準であり、段階的に実践することができます。

1. テキストで表現可能な部分を画像にしない

2. 意味の通じないテキストは使わない

3. 改行やスペースによるレイアウトをしない

4. 読み間違いやすい本文の語句にはルビをつける

5. 見出しをつけ、正しくレベル分けする

6. 画像には画像の説明テキストをつける

7. 画像の色やコントラストに配慮する

8. リンクの飛び先を分かりやすくする

無料・Web版『アクセシブルなEPUB制作 8つのポイント』

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