文化財やハイカルチャーを親しみやすいものに!障害者就労支援ネットワークP&P「地域振興型プロジェクト」

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障害者就労支援ネットワークP&Pは、2025年3月20日、2024年に開催されたビジネスコンテスト『佐原のあしたPROJECT※1』で受賞した地域振興型プロジェクトを始動。

 

障害者就労支援ネットワークP&P「地域振興型プロジェクト」

 

文化財(香炉形顔面付土器)×カプセルトイ

 

障害者就労支援ネットワークP&Pは、2025年3月20日、2024年に開催されたビジネスコンテスト『佐原のあしたPROJECT※1』で受賞した地域振興型プロジェクトを始動します。

第一弾商品として、千葉県香取市で発掘された香炉形顔面付土器の手作りデフォルメフィギュアのカプセルトイの販売が開始しました。

このプロジェクトは、文化財やハイカルチャーをアニメやカプセルトイなどのサブカルチャーに変換して、より親しみやすいものとしてPRすることを目的としており、当法人はカプセルトイ商品の企画・運営を担当し、障害福祉で製造することで障がい者の就労支援を行います。

※1 『佐原のあしたPROJECT』について

「佐原のあしたPROJECT」は、地域を元気にするアイデアを共創するアイデアコンテスト。

「地域のみらいはその一歩から」を合言葉に、佐原で何かを始めたいという最初の一歩を、地域全体で応援する実践伴走支援型プログラム。

主催はエヌアイデイ(東京都中央区)と佐原信用金庫(千葉県香取市)。

■福祉生産品における付加価値の向上と販路開拓を同時に実現させる方法

今回の『佐原のあしたPROJECT』のプランでは文化財をカプセルトイという手法で販売しますが、販売の手法はカプセルトイである必要はありません。

いつも作っている福祉生産品に、地域の文化財の要素を盛り込みます。

現在、全国的に観光を起点に地域活性化を図ろうと取り組んでいる自治体が増えているため、流行りのシンプルでお洒落なメモ帳やエコバッグよりもその地域でしか手に入らない「謎のお面」や「存在したか分からない地域の守り神が描いてある商品」の方が観光のPRにつながり地域の協力が得られやすくなります。

道の駅や観光スポットのお土産屋さんの他、地域に根差した商業施設等で販売してもらえる可能性が高くなります。

ご当地キャラクター等は商標権やライセンスなど難しい手続きやお金の流れが発生しますが、文化財は特許権も商標権もすでに対象期間ではなくなっているため、文化財の保存先や関係者の許可を得るだけで商品化することができるものがほとんどです。

また観光PRを担う一員となることで、地域に新たなネットワークを築くことができて、その結果地域の障害理解も深まります。

■商品情報

まずは第一弾として香取市の文化財である『香炉形顔面付土器』※2の手作りデフォルメフィギュア商品を販売します。

商品情報

商品情報

[商品名] 呪術顔面土器

[価格]  500円

[種類]  ∞(製作者によって個体差があります)

[特徴]

・年に1度しか見ることができない貴重な文化財である『香炉形顔面付土器』の手作りデフォルメフィギュア商品。

・オーブン陶土で作られたフィギュアはプラスチック製品より脆いが、その脆さがより文化財に近い味わいを演出。

・マシーンのフェイス部分のPOPには『香炉形顔面付土器』が歌う【胸が土器土器ソング】にアクセスできる二次元コードを掲載して実際に購入しないお客さまにもデジタルコンテンツへ誘導。

・カプセルには呪術にちなんだ「呪文」と『香炉形顔面付土器の情報』のオマケ付き。

商品画像(抜粋)

商品画像(抜粋)

※2 香炉形顔面付土器について

「国指定史跡良文貝塚」から、昭和4年(1929)に発掘された香炉形顔面付土器は、約3,800年前の縄文時代後期の中ごろのもの。

香炉形土器とは、縄文時代後期から晩期にかけて、東日本を中心に盛んにつくられたもので、現在使われている香炉に似ているところからこの名称が付けられている。

用途については不明な点が多く、日常的に使用された土器ではなく、呪術的な用途に使用されたものと考えられている。

(千葉県HPより抜粋)

■マシーン設置先情報

・さわら町屋館(千葉県香取市佐原イ499番地1) 3月20日販売開始

・甘味処いなえ(千葉県香取市佐原イ511) 3月20日販売開始

・道の駅水の郷さわら(香取市佐原イ3981番地2) 4月下旬予定

※予定は前後する可能性有

■今後の展開

香取市には『香炉形顔面付土器』の他にも「魅力的だけど市民にもあまり知られていないハイカルチャー」があります。

香取市の地域住民からも香取市を訪れる観光客からも愛される商品プロデユースを引き続き行います。

そして今回賞がきたアイデアがアイデアで終わらないよう、持続可能にできる仕組みを順次整えてガチャマシーンの設置場所を増やしていきます。

■おりづるガチャ(R)について

*障害福祉の課題

障がい者の収入の地域格差・事業所格差が顕在化しています。

障害福祉業界では県や、国からの助成金・補助金などが交付されても収益化できる事業を持てるか否かで閉鎖に追い込まれる事業所も多く、行き場を失う障がい者も多くなっています。

*障がい者の就労支援が置き去りにされていたコロナ禍

大半の事業所の収益源は「内職作業」です。

時給計算すると時給18円の事業所も存在します。

さらに新型コロナウイルス感染症の長引く影響により、頼みの綱であった内職作業も激減しました。

これらの状況を打開するため、新型コロナウイルス感染症を教訓に、障がい者や福祉事業所が自分たちの力で、地域と共に、収益を生み出せるビジネスモデルとして『おりづるガチャプロジェクト』を立案し、2022年にスタートさせました。

現在は折り鶴商品だけではなく様々な福祉生産品をカプセルトイで販売する『パラガチャ(R)』に発展しています。

おりづるガチャ(R)説明画像

おりづるガチャ(R)説明画像

■佐原のあしたPROJECT受賞プランについて

当法人代表理事の奥岳 洋子と株式会社エヌアイデイ社員の稲村 美月氏が『香取サブカル観光PR課』を結成。

香取市小見川に伝わる日本版ロミオとジュリエットの物語「腹切り様」のアニメ化と、香取市貝塚で発掘された縄文土器「香炉形顔面付土器」のカプセルトイ化により、アナログコンテンツとデジタルコンテンツを組み合わせた新たな観光動線を創出させるプラン。

現在、佐倉市在住のクリエーター 宮本 博子・賢一両氏を加えた4人で活動中。

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