ユーザ管理を容易に!デージーネット『AuthLDAP(オースエルダップ)』

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デージーネットは、自社専用の動画配信システムを構築可能なOSSの『AVideo(エービデオ)』と組み合わせることで、自社のユーザを管理しているLDAPサーバと連携しユーザ認証ができる『AuthLDAP(オースエルダップ)』を2025年3月27日よりGitHubにて無償公開します

 

デージーネット『AuthLDAP(オースエルダップ)』

 

AuthLDAP利用イメージ

 

デージーネットは、自社専用の動画配信システムを構築可能なOSSの『AVideo(エービデオ)』と組み合わせることで、自社のユーザを管理しているLDAPサーバと連携しユーザ認証ができる『AuthLDAP(オースエルダップ)』を2025年3月27日よりGitHubにて無償公開。

『AuthLDAP』は、LDAPサーバと連携を行うためのプラグインです。

■動画配信システムのユーザ管理の課題

『AVideo』は、ユーザやグループ毎に動画の表示や非表示をカスタマイズすることができる動画配信システムです。

ユーザによって表示のカスタマイズを行うためには、ID/パスワードを用いて認証する必要があります。

企業や学内のユーザ情報は、LDAP※2やActiveDirectory※3などのユーザ管理サーバで管理することが多いですが、『AVideo』にはLDAP連携でユーザ認証を行う機能に制約があり、利用しにくい状況でした。

■『AVideo』とは

『AVideo』とは、OSSで公開されている動画配信システムです。

撮影・録画した動画をストリーミング配信したり、リアルタイムな映像をライブ配信したりすることができます。

動画の再生などの操作はWebブラウザ上で行うため、PCだけでなくスマホによる動画の視聴にも対応することができます。

また『AVideo』は、自社専用のシステムとして導入することが可能です。

Web会議の録画や作業手順、研修動画など機密情報が含まれた動画も管理することができます。

■『AuthLDAP』の導入メリット

『AVideo』のログイン時にLDAP連携でユーザ認証を行うことができる『AuthLDAP』を導入することで、以下のメリットがあります。

1. ユーザの利便性向上

『AuthLDAP』を利用することで、ユーザはLDAPやActiveDirectoryに既に登録されているID/パスワードで『AVideo』にログインすることができます。

そのため、『AVideo』にログインするためだけの新たなID/パスワードを覚える手間がなくなり、ユーザ自身の利便性向上に繋がります。

2. ユーザ管理の負担を軽減

『AVideo』の管理画面上でLDAP連携を行うことができるため、ユーザ情報をLDAPやActiveDirectoryで一元管理することができます。

ユーザの追加や削除をシステムごとに行う手間がなくなり、管理者の負担も軽減されます。

3. セキュリティの強化

ユーザやグループのアクセス権を細かく設定することができます。

LDAPで設定したグループ情報も共有できるため、例えば営業部のメンバーにはWeb会議の録画を公開、それ以外のメンバーには非公開などの設定も容易に行うことができます。

設定が細かく行えることで、セキュリティリスクの低減にも繋がります。

■ デージーネットのサービス

『AVideo』はオープンソースソフトウェアのため、無料で入手できます。

さらに、今回デージーネットが公開する『AuthLDAP』も無料で公開されているため、企業内の既存の認証システムと連携した動画配信システムを無料で構築することが可能です。

しかし、自社でインストールしたり、構築を行うことが不安な企業もあります。

1. システムの構築

デージーネットでは、『AVideo』の構築や『AuthLDAP』のインストールが不安な企業向けに、構築サービスも提供しています。

デージーネットで利用しているOSSは多岐にわたり、お客様に合ったOSSでシステム構築を行うことが可能です。

2. 導入後支援サービス

デージーネットでシステムを構築した場合、OpenSmartAssistanceという導入後サポートを提供しています。

継続してシステム管理のサポートを行うサービスで、以下のようなサポートがあります。

・Q&A

・セキュリティ情報提供

・点検とチューニング

・障害調査、障害回避

・障害時オンサイト対応

・障害時システム再構築

・運用サービス

・ソフトウェアのアップデート

■用語注釈

(※1)オープンソースソフトウェア(略称:OSS)とは、無償で利用でき、ソースコードが公開されているソフトウェアのことです。

(※2)LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)とは、インターネット上で、様々な情報を階層型で管理する機能を提供する目的で規定されているプロトコルです。

ユーザ名とパスワード、メールアドレスを管理し、各種アプリケーションの設定情報の共有データベースとして利用されています。

(※3)ActiveDirectoryとは、マイクロソフトのWindows Serverで使われているユーザ管理機能のことです。

ネットワーク上に存在するサーバ、クライアント、プリンタなどのハードウェア資源や、それらを使用するユーザの属性、アクセス権などの情報を一元管理することができます。

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