日本トータルテレマーケティングは、トゥモロー・ネットと、「CAT.AI CX-Bot」および「CAT.AI GEN-Bot」の販売パートナー契約を締結します。
日本トータルテレマーケティング
日本トータルテレマーケティングは、トゥモロー・ネットと、「CAT.AI CX-Bot」および「CAT.AI GEN-Bot」の販売パートナー契約を締結。
NTMの事業の一環であるコンタクトセンター運営支援において、ボイスとチャットが同時利用できるAIコミュニケーションプラットフォーム「CAT.AI」を活用することで、よりスムーズでわかりやすい顧客体験(CX)の実現、および業務の効率化を目指します。
■今回の協業について
近年のカスタマーサービス市場は、個人の嗜好に寄り添ったパーソナライズされたサービスが求められているほか、採用難やテクノロジーの発展といった課題を背景に、市場の変革期にあります。
特に、AIを活用した顧客体験の向上および業務効率の改善が求められる中、カスタマーサポート支援の一環で様々なコンタクトセンターを運営するNTMとAIコミュニケーションプラットフォームである「CAT.AI(キャットエーアイ)」を提供するトゥモロー・ネットは、販売パートナー契約を締結する運びとなりました。
ボイスボットとチャットボットを同時利用できることで「聴覚」と「視覚」でユーザーをわかりやすく解決へと導く「CAT.AI CX-Bot(キャットエーアイ シーエックス ボット)」と、生成AIを活用して自然なコミュニケーションができるチャットボット「CAT.AI GEN-Bot(キャットエーアイ ジェン ボット)」は顧客体験設計における大きな優位性を持っており、テレマーケティングに関して40年以上の事業実績と顧客接点における豊富な知見を有するNTMは、今回の契約締結を機に両社の知見を結集し、AIを活用したスムーズでわかりやすい顧客体験の実現を目指します。
そしてより多くの企業・団体へのサービスの提案・提供を共同で推進していきます。
■今後の取り組み:生成AIを活用した協業について
1 お客様からの電話問い合わせへのAI対応
NTMでは、コンタクトセンターのデジタルソリューションの展開に注力をしています。
そのデジタルソリューションの一つとして、電話問い合わせのコスト削減、効率化に向けたAI技術の導入を促進しています。
今回新たにCAT.AI CX-Botを販売することで、電話領域におけるAI技術の一層の高度化を目指します。
NTMがこれまでのコンタクトセンター運営で培ったCXのノウハウに加え、CX-Botの導入により得られる高度な分析力とシームレスな応対を強みにお客様への提供を推進します。
2 生成AIを活用した協業
生成AIは、活用する前にデータの整備などの事前作業が必要不可欠です。
一方で、自社でデータ整備を行うには作業量が膨大すぎる結果、十分なサービスを提供できないケースが発生する場合もあります。
NTMは、現在注目を集める企業独自のLLMに向けたオリジナル学習データ生成サービスを開始するとともに、従来のチャットボット提供時に行っていた解決率向上を目的としたQAデータ作成サービスや、お客様のニーズを把握するためのコールログ分析サービスを含む、データ構築領域に特化した包括的なサービスを新たに展開していきます。
今後は、上記サービスにトゥモロー・ネットが提供する生成AIを活用した「CAT.AI GEN-Bot」を組み込むことで、AI構築に必要な事前データ整備サービスをワンストップで提供することが可能になります。
両社協業のもと、生成AIを活用したスムーズでわかりやすい新しい顧客体験の実現に向けて邁進していきます。
■「CAT.AI(Customer Agent of Tomorrow AI)」について
「CAT.AI」は「ヒトとAIの豊かな未来をデザイン」をビジョンに、コンタクトセンターや企業のAI対応を円滑化するAIコミュニケーションプラットフォームを開発、展開しています。
プラットフォームにはボイスボットとチャットボットをオールインワンで提供する「CAT.AI CX-Bot」、生成AIと連携したサービス「CAT.AI GEN-Bot」を筆頭に6つのサービスが含まれ、独自開発のNLP(自然言語処理)技術と先進的なシナリオ、直感的でわかりやすいUIを自由にデザインし、ヒトを介しているような自然なコミュニケーションを実現します。
独自のCX理論×高度なAI技術を以て開発されたCAT.AIは、金融、保険、飲食、官公庁を始め、コンタクトサービスや予約サービス、公式アプリ、バーチャルエージェントなど幅広い業種において様々なシーンで活用が可能です。