文藝春秋は、阿部智里さんの和風ファンタジー「八咫烏シリーズ」第2部5巻となる『亡霊の烏』(紙書籍版、電子書籍版)を、3月26日(水)に発売します。
『亡霊の烏』阿部智里著
著者:阿部智里
紙書籍版定価:1,760円(税込)
電子書籍版価格:1,700円(税込)
発売:3月26日(水)
ISBN:978-4-16-391959-1
文藝春秋は、阿部智里さんの和風ファンタジー「八咫烏シリーズ」第2部5巻となる『亡霊の烏』(紙書籍版、電子書籍版)を、3月26日(水)に発売。
そして発売に先立ち、3月12日(水)より、無料の電子書籍『八咫烏シリーズ最新刊!「亡霊の烏」予習BOOK』の配信を開始します。
この『予習BOOK』に収録されているのは、阿部さんのエッセイ、シリーズ第2部1巻『楽園の烏』第一章、『亡霊の烏』の物語に則した用語解説と人物相関図など。
4作前の『楽園の烏』の第一章がまるまる収録されているのです!
なぜ、4作前の『楽園』が『亡霊』の“予習”になるのか? それは、収録の阿部さんのエッセイをお読みください。
2012年に始まった本シリーズも、本編11作、外伝2作を経て、いよいよクライマックスを迎えつつあります。
書名:八咫烏シリーズ最新刊!『亡霊の烏』予習BOOK
著者:阿部智里
価格:無料
配信開始日:3月12日(水)より
配信電子書店:Kindleストア、楽天Kobo、ReaderStore、紀伊國屋書店Kinoppy、BookLive!、honto他、電子書籍を配信している主要書店
■著者プロフィール
阿部智里 1991年、群馬県前橋市生まれ。
早稲田大学文化構想学部在学中の2012年、『烏に単は似合わない』で松本清張賞を史上最年少で受賞しデビュー。
17年、早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。
デビュー作から続く壮大な異世界ファンタジー「八咫烏シリーズ」は、外伝も含めて『亡霊の烏』で13冊を数える。
24年3月、吉川英治文庫賞受賞。
24年4月からアニメ「烏は主を選ばない」(NHK)放送開始。
24年末に発表された電子書店auブックパスの年間ランキングで小説部門1位となる。
ほかの作品に『発現』など。
■「八咫烏(やたがらす)シリーズ」について
日本神話にも登場する三本足の伝説の烏、八咫烏。
本作「八咫烏」シリーズは、人間の姿に変身することが出来る彼らの一族が、異世界・山内(やまうち)を縦横無尽に飛びまわる和風ファンタジー。
第1作『烏に単は似合わない』と同時間軸の『烏は主を選ばない』にはじまり、『黄金の烏』『空棺の烏』『玉依姫』『弥栄の烏』までの6巻で第1部が完結。
平安王朝風のみやびな風俗と、日嗣の御子・若宮と側仕えの少年・雪哉を中心とした魅力的なキャラクターたち、周到に仕掛けられた謎、天敵・大猿とのバトルなど、日本神話に通じる壮大な世界観が話題を呼ぶ。
2020年9月、満を持した3年ぶりの書き下ろし『楽園の烏』で第2部がスタート。
『追憶の烏』『烏の緑羽』『望月の烏』と続き、最新刊は『亡霊の烏』。
外伝として『烏百花 蛍の章』『烏百花 白百合の章』がある。