全国木材組合連合会は、令和6年度林野庁補助事業として花粉症対策木材利用促進支援事業を実施しました。
全国木材組合連合会「花粉症対策木材利用促進支援事業」
全国木材組合連合会は、令和6年度林野庁補助事業として花粉症対策木材利用促進支援事業を実施。
そこで、施工された木造住宅の建築事例やスギ製品を使った木造住宅の取材記事や動画、また木造住宅についてのよくある質問等をまとめ、「木のある暮らし・木の街づくり応援WEBマガジン LOVE KINOHEI(ラブキノヘイ)」へ掲載しました。
■スギ製品のメリット
日本固有の種であり、戦後に造林された樹種の中で最も多いのがスギです。
安定した流通量があり、針葉樹で手入れをして育てることで、良質な材となり日本の建築には多く使われています。
価格は幅広い価格帯から選ぶことができます。
柔らかく加工しやすい特徴があるため、木造住宅のあらゆる部分(柱、土台等、横架材、羽柄材、面材など)で使用されています。
スギ製品を使った木造住宅施工事例
■背景
スギ花粉症は、国民の約4割が罹患していると言われ、社会的・経済的に大きな影響を与えています。
林野庁では、「伐って利用」、「植替え」、「出させない」の3つからなる花粉発生源対策を推進し、春季の国民の健康で豊かな生活・経済活動を回復するよう努めています。
この事業は花粉を飛散させるスギ人工林を伐採し・有効利用を促進するためのものです。