北村 陽(チェロ)/ 太田 弦(指揮)が受賞!ソニー音楽財団「第23回 齋藤秀雄メモリアル基金賞 」

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ソニー音楽財団は、第23回(2024年度)齋藤秀雄メモリアル基金賞 チェロ部門受賞者を北村 陽(きたむら よう)(20)に、指揮部門受賞者を太田 弦(おおた げん)(31)に決定しました。

 

ソニー音楽財団「第23回 齋藤秀雄メモリアル基金賞 」

 

「第23回 齋藤秀雄メモリアル基金賞」受賞者

 

ソニー音楽財団は、第23回(2024年度)齋藤秀雄メモリアル基金賞 チェロ部門受賞者を北村 陽(きたむら よう)氏(20)に、指揮部門受賞者を太田 弦(おおた げん)氏(31)に決定。

今回の受賞者はチェロ部門、指揮部門ともに歴代最年少での受賞となります。

【受賞の言葉(抜粋)】

<北村 陽 >

「今回は『齋藤秀雄メモリアル基金賞』をいただき、大変光栄に思うとともに、身の引き締まる思いです。

私は高校より、齋藤秀雄先生ゆかりの桐朋学園に在籍し、今は齋藤先生も学ばれたベルリン芸術大学に留学しています。

私は世界中の人々が音楽で繋がり、音楽によって心穏やかな平和な日々を送ることができるようになることを心から望んでいます。

齋藤先生が残されたものを受け継ぎ、これからも学び続けていきたいと思います。

人々に寄り添い、ともに分かち合える音楽家になれるよう精進します。

<太田 弦 >

「今回は名誉ある齋藤秀雄メモリアル基金賞を受賞させていただくこととなり、大変光栄に思っています。

私の生まれる20年前に齋藤先生はお亡くなりになっていますので、当然私は直接教えを受けることは叶いませんでしたが、私の師である尾高忠明先生や高関健先生から、折に触れて様々な貴重なお話を伺うことが出来ました。

そのようにして触れさせていただいた、齋藤先生の音楽や教育に対する姿勢や情熱に、深い尊敬の念を抱いています。

まだ31歳になったばかりの私に出来ることは多くはありませんが、変わらず真面目に真摯に音楽とオーケストラに向き合い、精進していきます。

 

【齋藤秀雄メモリアル基金賞について】

公益財団法人ソニー音楽財団(英文名称:Sony Music Foundation)は、2002年に若手チェリスト、指揮者を顕彰すべく「齋藤秀雄メモリアル基金賞」を創設しました。

この「齋藤秀雄メモリアル基金賞」はチェリスト・指揮者・教育者として高名な故・齋藤 秀雄(1902-1974)氏に因むものです。

主催  :公益財団法人ソニー音楽財団(Sony Music Foundation)

特別協力:公益財団法人サイトウ・キネン財団/

セイジ・オザワ 松本フェスティバル実行委員会

<選考対象>

・音楽芸術文化の発展に貢献し、将来一層の活躍が期待される、若手チェリスト、指揮者。

・チェリストと指揮者を各々年度(4月1日から翌年3月31日)に1人顕彰することを原則とする。

但し、適切な該当者がいない場合は顕彰しない。

<選考方法>

音楽関係者からの意見等を参考に、選考委員会で選考委員が候補者を選出し、全員で選考のうえ受賞者を選定し、理事会において決定する。

選考委員会は、顕彰年度の上半期(4月1日から9月30日)に開催することを原則とする。

<永世名誉顧問>

小澤 征爾 氏(指揮者・故人)

<選考委員>

選考委員長  :水野 道訓(ソニー音楽財団 理事長)

永久選考委員 :堤 剛 氏(チェリスト)

任期制選考委員:柴田 克彦 氏(音楽評論家)

沼尻 竜典 氏(指揮者)

吉田 純子 氏(朝日新聞 編集委員)

<賞>

・楯

・賞金 当該年毎に1人500万円(総額1,000万円)

<受賞者発表時期・方法>

顕彰時期を考慮して、当該年毎に適切な発表時期を定める。

受賞者はマスコミ、同財団WEBサイトでも公表する。

<顕彰時期>

当該年毎に適切な時期を定める。

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