サイバーウェーブは、2025年2月28日に、国家資格・民間資格を発行している団体に向けて、柔軟にカスタマイズできてセキュリティレベルが高い「検定申込VALUE KIT」の提供を開始しました。
サイバーウェーブ「検定申込VALUE KIT」
サイバーウェーブは、2025年2月28日に、国家資格・民間資格を発行している団体に向けて、柔軟にカスタマイズできてセキュリティレベルが高い「検定申込VALUE KIT」の提供を開始。
■スマートフォン1台で申し込みと決済が完結
検定申込VALUE KITを導入するメリットは、申し込みから決済までがスマートフォンのブラウザで完結する点です。
証明写真の提出が求められる資格試験では、スマートフォンで撮影した写真をアップロードできるようにしました。
アップロード画面では受験者が写真をトリミングし、顔と肩のガイドラインに合わせて拡大や縮小、角度を調節します。
アップロード画面
従来の申し込み方法では、受験者ごとに顔の大きさが異なり、目視での本人確認がやりにくいという課題がありました。
検定申込VALUE KITでは、顔の大きさを揃えることで受験者ごとのバラツキを防ぎ、管理画面から目視で確認しやすくなります。
管理画面には一括承認の機能があり、スムーズに受験者を登録することもできます。
管理画面
決済方法には、リアルタイムで決済できるクレジットカードと現金払いができるコンビニとペイジーの3つがあり、受験者が自由に選択することができます。
従来の銀行振込と郵便振替では、入金消し込みに手間がかかり、試験運営のプロセスを煩雑にする大きな要因でした。
決済方法にクレジットカードとコンビニ、ペイジーに絞ることで、受験者はスムーズに受験料を支払うことができ、運営者は効率よく決済情報を管理できるようになります。
■SaaSでもパッケージでもない「VALUE KIT」とは
あらかじめ機能が決まっているSaaSやパッケージは、すぐに始められる反面、主催団体が理想とする申し込みフローや教材提供にマッチしないことがあります。
とはいえ、ゼロから構築するスクラッチ開発は、時間的・金銭的なコストが膨れ上がってしまいます。
検定申込VALUE KITでは、試験運営に必要な機能をもとにシステムの70%を構築し、残りの30%を主催団体に合わせてカスタマイズ。
開発済みのキットを組み合わせることで、短納期・高コストパフォーマンスを両立し、主催団体が理想とする検定申込システムを提供します。
また、受験者の個人情報を取り扱う検定申込システムには、個人情報の管理やクレジットカードの決済処理など、高いセキュリティレベルが求められます。
VALUE KITは、データベースの暗号化、クレジットカード・セキュリティガイドライン、多要素認証などを標準装備。
全日空商事、富士フイルム、日本気象協会、True Data、富士スバルといった大手企業や大手金融機関でも導入。