芝浦工業大学は、2024(令和6)年度「私立大学等改革総合支援事業」(文部科学省)の4タイプに選定されました。
芝浦工業大学
芝浦工業大学は、2024(令和6)年度「私立大学等改革総合支援事業」(文部科学省)の4タイプに選定。
特にタイプ2「特色ある高度な研究の展開」ではトップ、タイプ3「地域社会の発展への貢献」では少なくとも2位の高水準で選定されました。
【ポイント】
・2013年の事業開始以来、12年連続で選定
・いずれのタイプも選定ラインが得点率で6割前後の中、8割弱の高得点率でクリア
・タイプ2「研究」で日本一、タイプ3「地域社会への貢献」でも(少なくとも)2位
■全申請大学の得点分布から見る本学の位置
・タイプ1「『Society 5.0』の実現等に向けた特色ある教育の展開」
選定ライン:70点以上/97点満点
本学の得点:75点(得点率77.3%)
得点分布―タイプ1「『Society 5.0』の実現等に向けた特色ある教育の展開」
・タイプ2「特色ある高度な研究の展開」
選定ライン:40点以上/80点満点
本学の得点:65点(得点率81.3%)
得点分布―タイプ2「特色ある高度な研究の展開」
・タイプ3「地域社会の発展への貢献」
選定ライン:41点以上/60点満点
本学の得点:51点(得点率85.0%)
得点分布―タイプ3「地域社会の発展への貢献」
・タイプ4「社会実装の推進」
選定ライン:35点以上/58点満点
本学の得点:43点(得点率74.1%)
得点分布―タイプ4「社会実装の推進」
■「研究型大学」を目指して、論文などの研究成果が10年で倍増
芝浦工業大学は近年研究力の強化に力を入れています。
年間の論文数(口頭発表など含む)は増加しており、2024年は748本で14年の361本から約2倍に増えています(Elsevier社「Scopus」の集計。
2月17日現在)。
また英Times Higher Education社が発表する「World University Rankings 2025」では、「Research Environment」の評価が国内の私立大学では慶応義塾大学、早稲田大学、東京理科大学に次ぐ4位の評価でした。
学部卒業生の大学院進学率は、2024年3月卒業生で47.9%です(17年3月卒業生が32.2%)。
■私立大学等改革総合支援事業とは
特色ある教育研究の推進や産業界・他大学との連携など、改革に全学的・組織的に取り組む大学等を重点的に支援する事業。
2025年は535校が申請し225校(42%)が選定されました。
全4タイプ選定校は、芝浦工業大学を含む6校のみでした。
本学は2013年度に全3タイプ、14年度からは毎年4タイプ(タイプ3プラットフォーム型を除く)で選定されています。
2024年度の選定で、本事業の開始以来12年連続となりました。