やまうと新進は、小学校の家庭科や食育の授業で活用できる副教材『日本の伝統的な食について』を共同制作し、関東地方の小学校121校に計16,070部を漬物の試供品とともに無償で配布しました。
やまう/新進『日本の伝統的な食について』
やまうと新進は、小学校の家庭科や食育の授業で活用できる副教材『日本の伝統的な食について』を共同制作し、関東地方の小学校121校に計16,070部を漬物の試供品とともに無償で配布。
■取り組みの概要
この教材は、小学校の授業で利用できるよう学習指導要領に沿って編纂され、日本の伝統的な食文化や日本各地の伝統的な漬物、特に福神漬について詳説し、和食の素晴らしさや漬物の多様性について学べる内容となっています。
併せて両社の福神漬を希望校の児童全員に無償提供し、各家庭で実際に味わっていただけるようにしました。
漬物業界内で競合企業である やまう、新進両社は、2022年から本取り組みをはじめ、今回で4回目となる本年も、1月22日の「カレーの日」に合わせて共同で実施するに至りました。
■教育現場からの反響
2024年1月の配布時のアンケートでは、126校中75校から回答がありました。
なお、同種のアンケートの返答率が15%、多くて30%とされるなか、約60%という高い返答率となり関心の高さをうかがえる結果となりました。
主な感想は以下の通りです。
児童の反応:福神漬を初めて食べてみて、おいしかったという子が多かったです。
びっくり!!
◇ 写真がたくさん載っており、自分が知らない漬物に興味をもっていた。
「福神漬」と聞いてカレーと結び付ける児童が多かったが、家庭で普段から食べている児童は少なかった。
◇ 「各地の漬物を食べてみたい。
」という声が多く聞かれました。
家でカレーライスを作ってもらった子も多いようです。
福神漬に入っている野菜の多さに驚いていました。
先生方の感想:和食についてカラーで分かりやすく見やすく作られているのでとてもよかった
◇ 授業の最後に、福神漬を配りましたが、実際に教材の中にある福神漬をもらえるとわかるとすごい喜びようでした。
今まで、福神漬を知らない、食べたことのない子どもも結構いたので、いい出合いになったと思います。
“甘かったよ”“いろんな具材があって並べてみた!”とうれしそうに話してくれる子が多かったのが印象的でした。
普段、あまり語らない子もよくおしゃべりしてました!!(横浜市の小学校)
◇ 児童、保護者どちらからも好評な取組でした。
これを機に家庭での食のコミュニケーションが深まる、と直接保護者の方から感想をいただきました。
(さいたま市の小学校)