芝浦工業大学が主催する「高校化学グランドコンテスト」は、「化学の甲子園」とも称される全国的なコンテストです。
芝浦工業大学「高校化学グランドコンテスト」
芝浦工業大学が主催する「高校化学グランドコンテスト」は、「化学の甲子園」とも称される全国的なコンテスト。
高校生の自主的な研究活動を支援し、発表の場を提供する人材育成プログラムとして、年々規模を拡大しています。
第19回高校化学グランドコンテストには、台湾やシンガポールから招聘した3チームを含む102チームが参加し、2024年10月に開催した最終選考会には延べ800人近くが集いました。
最終選考会でグランドアワード受賞した長野県飯山高等学校および宮城県仙台第三高等学校の生徒を台湾で開催された台湾国際科学フェア(Taiwan International Science Fair、TISF)へ、静岡県立清水東高等学校の生徒をシンガポールで開催された国際科学青少年フォーラム(International Science Youth Forum、ISYF)へ派遣しました。
台湾国際科学フェア(TISF)は、台湾・台北の国立台湾科学教育館(National Taiwan Science Education Center、NTSEC)が主催する国際的な科学研究コンペティションです。
化学、数学、工学、生化学、情報学、天文学、社会行動科学など13部門において、世界の高校生たちが英語で研究発表を行い、競い合います。
2025年は過去最多となる30か国、658人の教師と生徒、234件の研究作品(台湾の174チームおよび海外29か国から選抜された60チーム)が集い、研究成果を発表しました。
今回、日本代表として参加した飯山高校が生化学部門で第1位、仙台第三高校が化学部門で第3位に入賞しました。
昨年に続き、高校化学グランドコンテストでグランドアワードを獲得したチームが国際舞台で上位入賞を果たしました。
ISYF特設サイト
台湾国際科学フェアの様子 1
台湾国際科学フェアの様子 2
台湾国際科学フェアの様子 3
台湾国際科学フェアの様子 4
台湾国際科学フェアカルチャーナイトの様子
国際科学青少年フォーラム(シンガポール)の様子 1
国際科学青少年フォーラム(シンガポール)の様子 2
国際科学青少年フォーラム(シンガポール)の様子 3
【発表タイトル】
・長野県飯山高等学校 自然科学部MBR班「二酸化炭素吸収ボールMBRの開発」
・宮城県仙台第三高等学校 自然科学部化学班「水酸化鉄(III)コロイド生成におけるガラス着色の研究」
・静岡県立清水東高等学校 自然科学部化学班「疑似濃淡電池の反応機構の解明」