三陽工業は、「KRP三陽工業&RS-ITOH」として、10年目の節目を迎える2025年シーズンにおいて、全日本ロードレース選手権JSB1000クラスおよびST1000クラスに参戦します。
三陽工業「KRP三陽工業&RS-ITOH」
三陽工業は、「KRP三陽工業&RS-ITOH」として、10年目の節目を迎える2025年シーズンにおいて、全日本ロードレース選手権JSB1000クラスおよびST1000クラスに参戦。
2025年は、国内外で活躍する新庄 雅浩 選手と、昨年ST1000クラスで活躍した中村 竜也 選手の2名をJSB1000クラスに起用し、昨年JSB1000クラスに起用した佐野 優人 選手をST1000クラスに起用して表彰台を狙います。
また、昨年もJSB1000クラスで活躍した柳川 明 選手を2025年はアドバイザーとして起用し、若手選手の次世代レジェンド育成にも力を入れていきます。
Kawasakiバイクに強い思い入れを持つ三陽工業とRS-ITOHが2025年もタッグを組みKawasaki車両でJSB1000クラスとST1000クラスに参戦する運びとなりました。
2025年のレースに対する意気込み、そしてKawasakiに対する想いについて発表しました。
■チーム概要
チーム監督 :伊藤 一成
アドバイザー:柳川 明
マシン :Ninja ZX-10R
<全日本ロードレース選手権ライダー>
JSB1000クラス:新庄 雅浩、中村 竜也
ST1000クラス :佐野 優人
<鈴鹿8時間耐久ロードレースライダー>
新庄 雅浩、佐野 優人、佐野 勝人
■10年間変わらない想い“Kawasakiのバイクで戦いたい” 2025年シーズンは表彰台に
RS-ITOHは、埼玉県東松山市に所在するバイクショップであり、1993年から32年連続で同一メーカー(Kawasaki車両)および同一チームで全日本ロードレース選手権に参戦し続けています。
Kawasakiバイクの部品製造に創業以来46年携わる三陽工業とタッグを組み、2025年で10年目という節目を迎えました。
「トップカテゴリーであるJSB1000クラスでKawasaki車両を走らせ続けたい」という強い想いと使命感は、2025年も変わることはありません。
さらに2025年は、KRP三陽工業&RS-ITOHとして表彰台に上ることを目標に、昨年度JSB1000クラスで経験を積んだ佐野 優人 選手をST1000クラスに起用しました。
Kawasakiへの情熱、そして応援してくださる皆様の期待をすべてKawasakiバイクに乗せて戦っていきますので、引き続きたくさんの応援をよろしくお願いします。
■伊藤 一成 監督
「いつも応援ありがとうあります。
2025年は全日本ロードレース選手権では、トップエントラントを目標に、鈴鹿8時間耐久ロードレースではシングルフィニッシュを目標におき、挑みます。
現在、Kawasakiバイクを使用してのレースはなかなか厳しい状況が続いています。
プライベーターチームとしてはできる事は限られますが、長年続けてきた経験とやる気とチームワークで戦います。」
■新庄 雅浩 選手
「KRP三陽工業&RS-ITOHのライダーとして、共に戦えること心から嬉しく思い、闘志がゴォーゴォーと燃えています。
2025年シーズンは20年間歩んできた私のレース人生の大きなターニングポイントです。
引退も視野に入れて戦う覚悟ではありますが、守りに入るのではなくこれまでの集大成として最高の結果を掴むために、迷わず全力で戦います。
どうぞよろしくお願いします。」
■中村 竜也 選手
「はじめに、チームの方々、スポンサー様のご支援ご協力をいただき、本当にありがとうあります。
私はこれまで、ST600、ST1000にそれぞれ3年間参戦してきました。
参戦初年度の頃から三陽工業様のチームで走っている諸先輩方の活躍を見ていたので、今回所属させていただきとても光栄です。
トップ10に入ることを目標とし、着実に成長した姿をお見せできるように頑張ります。」
■佐野 優人 選手
「2025年もKRP三陽工業&RS-ITOHより参戦できる事をうれしく思います。
2024年シーズンはJSB1000クラスを戦いましたが、2025年はST1000クラスで表彰台を目指します。
まだまだやるべきことはたくさんあると感じ、自らの意思で“ST1000クラスに戻らせて欲しい”とチームにお願いし、本年戦わせていただけることになりました。
2025年こそ、表彰台を獲得できるよう頑張っていきたいと思います。」
■佐野 勝人 選手
「2025年もKRP三陽工業&RS-ITOHより鈴鹿8時間耐久ロードレースに参戦する事ができ、とても光栄です。
去年に引き続き、目標はTOP 10 TRIALに進出する事と、TOP10でゴールする事です。
8耐までにもっと自分自身成長できるよう、日々トレーニングに励み、8耐に臨みたいと思います。
皆様、応援よろしくお願い致します。」
■柳川 明(アドバイザー)
「1991年に全日本ロードレース選手権への参戦を始め、気が付けば35回目のシーズンとなりました。
これまでの道のりは決して順風満帆ではなく、苦い経験も多くありましたが、それらが私を成長させ、支えとなっています。
今シーズンはライダーとしてではありませんが、これまでの経験を活かし、チームとライダーの成長に全力を尽くしていきます。
ファンの皆さまの期待に応えるべく、日々進化するチームをどうぞ応援してください。」
■三陽工業代表取締役 井上 直之
「三陽工業が初めてロードレースの世界に関わったのが2016年の鈴鹿8時間耐久ロードレース。
それから2025年でちょうど10年目になります。
RS-ITOHとKawasakiと共に、アクセル全開で走って来ました。
この10年でロードレースの世界も大きな変化をしています。
そして、私達がKawasakiのマシンを走らせる責任が年々重たくなっていると感じています。
Kawasakiのマシンを走らせる責任感と当事者意識を持ちながら、10年目を迎える2025年もチームと共に走り切っていきます!」