スマイルは、ジュビロ、三菱ケミカルグループと連携し、生分解性樹脂「BioPBS(TM)(バイオPBS(TM))」を使用した紙コップを起点とする循環型システム実現に向けた実証実験に参加します。
スマイル「ジュビロリサイクルカップ」 循環型システム
スマイルは、ジュビロ、三菱ケミカルグループと連携し、生分解性樹脂「BioPBS(TM)(バイオPBS(TM))」を使用した紙コップを起点とする循環型システム実現に向けた実証実験に参加。
■実証実験の参加企業・団体と役割
ジュビロ:BioPBS(TM)を使用した紙コップでのアルコールドリンク販売、スタジアムグルメでの食用花の使用
三菱ケミカルグループ:紙コップに使用するBioPBS(TM)の製造
スマイル・テクノスタット工業:BioPBS(TM)を使用した紙コップなど環境配慮型製品の販売
社会福祉法人デンマーク牧場福祉会:紙コップの堆肥化、食用花の栽培
一般社団法人Pay Forward Shizuoka:資源循環コーディネート
■BioPBS(TM)について
BioPBS(TM)は、三菱ケミカルが開発、基本特許を有し、タイPTT Global Chemical社と折半出資するPTT MCC Biochem Company Limitedで製造する植物由来の生分解性樹脂です。
自然界の微生物によって水と二酸化炭素に分解されます。
また、他の生分解性樹脂に比べ、低温ヒートシール性・柔軟性などで優れた性能を有しています。
通常、紙コップの内側には耐水性のためにポリエチレン(非生分解性樹脂)でラミネート加工が施されています。
そのラミネート材料にBioPBS(TM)を用いることで、紙コップ全体がコンポスト設備や土壌で分解可能になります。