社員の人生における幸福度が上昇!土屋「幸福度診断結果」

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土屋は2025年1月、はぴテックの「幸福度診断結果」より、マインドフルネスサークル所属メンバーの幸福度についての調査結果をまとめました。

 

土屋「幸福度診断結果」

 

土屋は2025年1月、はぴテックの「幸福度診断結果」より、マインドフルネスサークル所属メンバーの幸福度についての調査結果をまとめた。

同社では、Well-being委員会において2024年4月にマインドフルネスサークル「Refrel」(メンバー:54名)を設立し、Melonの「MELON」(オンライン)を導入。

各メンバーが個々にマインドフルネスを実施しています。

同時に、当初のメンバー14名を対象とし、マインドフルネス実施後の半年間における幸福度を、はぴテック「幸福度診断」により調査していましたが、その結果、「収入力」「ポジティブ感情」「信頼関係のある職場」がとりわけ向上したことが明らかになりました。

これらの項目は、介護業界の主な離職要因である「職場の人間関係への不満」や「給与の低さ」などと密接に関係するものでもあり、現在は50名規模(今回の14名含む)の調査も行っています。

サークルでは引き続き、従業員の心身の健康に寄与すべくマインドフルネスの社内への浸透を深めるとともに、継続して調査・分析を行う方針です。

■幸福度診断結果

対象者:14名

期間 :2024年4月~10月(半年間)

はぴテック社による診断結果:

半年間のマインドフルネス実施により、幸福度の総合値は+2.16ptと大きく向上(スコアは、一般平均との差分による)。

ただし、参加メンバーは開始時点で幸福度の高い方が多かった。

項目別では、「収入力」「ポジティブ感情」「信頼関係のある職場」がとりわけ向上し、統計的な有意差も見られた。

一方で、「家庭や地域の信頼関係」、「コミュニケーション力や挑戦力」などは少し低下していた。

なお、14名中、10名の幸福度は向上、4名は少し低下していた。

前半・後半で見ると、前半3か月で総合値が大きく上がっており、項目別では「ストレスの解消」の効果が一番大きく現れていた。

■グラフで見る診断結果

株式会社はぴテック「幸福度診断」より

■はぴテック社による項目分析(一部、同社分析も含む):

マインドフルネスにより最も向上した「収入力」においては、収入の増加によるものではなく、「足るを知る」ことによる現状への満足および「ストレスの減少」という効果が掛け合わされたことにより、収入への満足度が増したと思われる。

次いでスコアの高かった「ポジティブ感情」は、心が整うことで、日々の楽しみや仕事上での面白さをより感じられるようになってきたことが要因と考えられ、「信頼関係のある職場」「安心安全な風土」に関しては、職場の皆でマインドフルネスに取組んだことへの成果も感じられる。

一方、スコアの下がった「家庭・地域の信頼関係」に関しては、マインドフルネスの影響というより、個々のプライベートを含む諸事情によると思われる。

ただ、同じくスコアの下がった「挑戦力」「成長意欲」に関しては、マインドフルな影響として、心が落ち着いてきたことにより現状への満足度が上がり、成長に対する“追われている感”がなくなったことが要因となった可能性があり得る。

ただ、足るを知ったことで一時的に成長意欲が下がったとしても、自らの志を改めて振り返り、成長・挑戦につなげていく途上にあるとも言える。

全体を通してみると、上記の他に「エネルギッシュ力」「満喫力」のスコアが上がっており、まさにマインドフルネス力である“一つ一つのことを満喫すると、ありのままに自分らしくいられる”といったことがうかがえた。

また、14名のうち4名では幸福度の低下が見られたが、マインドフルネス以外の影響、例えば日々の生活の中でのそれぞれの諸事情の影響もうかがえる。

ただ、いずれにせよマインドフルネスを定期的に行うことにより、半年間で幸福度が高まっていること、また項目別に見ても、様々な項目で幸福度が高まっていたことは間違いないと思われる。

■Well-being委員会委員長・宮本 武尊のコメント

Well-being委員会委員長・宮本 武尊

Well-being委員会委員長・宮本 武尊

Well-being委員会は、社員一人一人の幸福度を高めることを目的に設置され、その一環としてマインドフルネスサークル「Refrel」を運営しています。

委員会として、この取組みがしっかりと社員の幸福度向上に寄与しているのかを目に見える形で測るため、サークル設立当初から幸福度調査を行ってきました。

今回の結果より、トップ3に入った「収入力」「ポジティブ感情」「信頼関係のある職場」のみならず、多くの面で幸福度が向上していることが明らかとなり、マインドフルネスが人生の幸福につながっていることを確かめられたのは喜ばしいことと思います。

もちろん、何に幸せを感じるのかは人それぞれで、個別性のあるものですが、それぞれで自身の幸せをつかんでいただきたいと思いますし、当サークルメンバーも個別の悩みを抱える中で、実際に「睡眠の質が向上した」「ストレスが減った」「背中の痛みが軽減された」「集中できるようになった」「パフォーマンスが向上した」など多くの声が上がっています。

私自身、マインドフルネスを始めてから「仕事が多く舞い込んできた」ことを実感しています。

新しいチャレンジができるようになり、今までにない知識や感覚を得ることで、新しい世界が広がっている感じもあります。

チームも活性化し、これもポジティブ感情や物事に対する感謝・感度が上がったことによると感じています。

とはいえ、つながりのある仲間の幸せは何より嬉しいことです。

また、それがひいては離職防止への期待感も伴っていることには、同社の多くの社員にとっても喜ばしいことと思われます。

現在、サークルメンバーは50名を超えましたが、今後とも実直にメンバーを増やしながら、社員の幸福度の向上に努めていければと考えています。

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