JAグループは、2024年で2年目となる「国産DAY」の取り組みに関して途中成果を発表します。
JAグループ「国産DAY」
JAグループは、2024年で2年目となる「国産DAY」の取り組みに関して途中成果を発表。
「国産DAY」はJAグループが推進している「国消国産(こくしょうこくさん)」の一環として、国産の食材を積極的に選び、毎日の食卓に取り入れて、日本の農業を応援してもらおうと令和5年度よりスタートしました。
2年目となる2024年も、日本の食や農を取り巻く実態や国産農畜産物の価格形成への理解を深め、今までよりも少しでも国産農畜産物を選んでもらうべく、大都市圏(関東・関西・中京)の子育て世代や若年層(20代独身男女)を中心にテレビやインターネットを通じて情報発信を行っています。
昨年度に引き続き、WEB動画の再生回数も2年連続で2,000万回再生を達成するなど、多くの方に高い関心をいただいています。
その途中成果を把握するべくJA全中はインターネット調査を実施しています。
この調査は、子育て世代である小学生以下の子どもを持つ主婦250人と若年層である20~29歳の独身の男女250人に対して、国産農畜産物への意識や購入実態を質問した調査で、その回答結果を、キャンペーンが始まる前(令和5年7月)と現在(令和6年10月)を比較することで成果の検証を行っています。
〇子育て世代や若年層から国産農畜産物への考え方が変化。
調査の結果、子育て世代では、「意識して国産を選択」する人は『国産DAY』開始前(令和5年7月時点)では52.5%だったのに対して、現在(令和6年10月時点)では52.8%と、もともと意識が高かったこともあり、意識変容は微増に留まっています。
一方で、国産農畜産物の購入状況においては「毎回、買っている」人は、開始前の31.2%から38.8%と7.6ptの上昇をみせており、行動変容はかなり進んでいます。
また、20代独身男女では「意識して国産を選択」する人は『国産DAY』開始前では27.8%だったものが、38.5%と10.7ptもの上昇をみせて意識変容が進んでいます。
しかしながら、「毎回、買っている」人は、開始前の16.4%から現在17.6%と微増に留まっており、買いたいけど買えないという若さ故の経済的事情が窺えます。
それぞれのセグメントで異なる傾向はみられるものの、『続けよう!国産DAY』のメッセージの通りに、子育て世代や若年層において着実に浸透してきています。
【調査の概要】
■調査対象
○子育て世代……小学生以下の子どもをもつ主婦×250名
○20代独身男女…20~29歳の独身男女×250名
■調査地域
東京都、大阪府、愛知県
■調査時期
○開始前…令和5年7月14日~16日
○現在 …令和6年10月18日~21日
≪店頭でも国産DAYはじまる!… 流通独自にPRをはじめる店舗も≫
「国産DAY」への取り組みは生活者の中だけではなく、国産農畜産物を販売する流通の中でも浸透しはじめています。
全国に店舗をもつ「JA全農Aコープ株式会社」の店舗では、様々な国産農畜産物の販売促進を狙って、国産DAYのPOPを店頭に掲出。
店舗担当者によれば、国産DAYは何か?とお客様からの質問や「国産(SUN)DAY」の日曜日にキャンペーン等を実施し国産農畜産物に対して意識を向けてもらう良いきっかけとなっている。
生産者の支援になるこのPRをきっかけに、少しでも多くの方に「国産農畜産物」を日々の食卓に取り入れていただけると幸いとのこと。
≪「国産DAY」について≫
【「国産DAY」について】
JAグループが掲げている「国消国産(こくしょうこくさん)」とは、「私たちの国で消費する食べものは、できるだけこの国で生産する」という考え方。
全ての食料を国内で生産することは現実的ではありませんが、現在、日本の食料自給率は38%で依然低い水準にとどまっています。
農業生産基盤の弱体化、日本を含む世界規模での自然災害発生、世界の人口増加による需給ひっ迫など、私たちの食を取り巻くリスクは年々高まっています。
「国消国産」の考え方やそれに基づく取り組みは、持続可能な開発目標(SDGs)の達成にもつながるものです。
令和5年にスタートした「国産DAY」は、「国消国産」の一環として、国産の食材を積極的に選んで食べるという行動変容のきっかけづくりを提案します。
国産の食材をおいしく食べることが日本の農業の未来へとつながります。
特設サイトでは、林修さん・高橋ひかるさんが出演するテレビコマーシャルとWEB動画、過去のメイキング・インタビュー動画など、様々なコンテンツを公開しています。
≪令和6年度新作動画について≫
【テレビコマーシャルについて】
林修さんに似たキャラクター「もやしおさむ先生」(声:林修さん)と高橋ひかるさんが出演するテレビコマーシャルを放映します。
「国産DAY」の意義について、林修さんと高橋ひかるさんが解説。
高橋ひかるさんが国産の食材を「えらぶ」「つくる」「食べる」姿やお二人の掛け合いにご注目ください。
<テレビコマーシャル「続けよう!国産DAY!」15秒ver. YouTube URL>
【テレビコマーシャル 15秒 Ver.キャプチャ・詳細】
カメラに向かって「私は今日も」と問いかける高橋ひかるさん。
「国産ですね?」と答えるもやしおさむ先生に、「そう!、“国産DAY”です♪」と明るく返すと、国産の食材を手に取り「選ぶ」、料理する「つくる」、美味しく「食べる」高橋ひかるさんが「国産食材をいつもより多めにプラス!おいしく食べて健康のためにも」と解説。
もやしおさむ先生は、「いいでしょう!」と賛成。
最後にはお二人が元気に「続けよう、国産DAY!」と呼びかけます。
全国の食卓に笑顔を届けるテレビコマーシャルになっています。
[テレビコマーシャル概要]
■タイトル:「続けよう、国産DAY!」篇
■出演者 :林修さん、高橋ひかるさん
■尺数 :15秒
■配信方法:特設サイトやJAグループYouTube公式チャンネルおよびYouTube動画広告
※YouTube動画広告は令和7年1月31日まで関東、中京、近畿エリアで配信
【啓発用WEB動画について】
令和6年8月19日(月)より公開しているWEB動画には、林修さんに似たキャラクター「もやしおさむ先生」(声:林修さん)が昨年よりパワーアップして再登場。
高橋ひかるさんと子どもたちに「国産DAY」について詳しく解説する授業を開きます。
日本の食の現状や対策についてクイズ形式で解説していくため、視聴者も一緒に楽しく学ぶことができます。
さらに、WEB動画『みんなの国産DAY!篇』では、国産の食材をいろいろと取り入れる「みんなの食卓」にお二人も興味津々。
国産の米、お肉、牛乳、果物、野菜、お茶、お花などがそれぞれの食卓で、どんな風に取り入れられているか、2人による軽快なトークで紹介してくれます。
【WEB動画 「もっと広がれ!国消国産!篇」キャプチャ・詳細】
WEB動画「もっと広がれ!国消国産!篇」では、JAグループが掲げる「私たちの国で消費する食べものは、できるだけこの国で生産する」という「国消国産」という考え方。
なぜこの「国消国産」という考え方が大切なのか、もやしおさむ先生が解説します。
WEB動画「みんなの国産DAY!篇(フルバージョン)」では、もやしおさむ先生と高橋ひかるさんが国産の農畜産物を取り入れたみんなの食卓などをのぞいています。
国産の米、お肉、牛乳、果物、野菜、お茶、お花などが食卓や暮らしのなかで、一体どんな風に取り入れられているのでしょう!?
≪出演者プロフィール≫
林 修(はやし おさむ)
愛知県出身。
1965年9月2日生まれ。
東進ハイスクール 東進衛星予備校の現代文講師。
東京大学法学部卒。
現在、東大特進コースなどの難関大学向けの講義を中心に授業を行い、抜群の東大合格実績を誇る東進ハイスクール東進衛星予備校の躍進に大貢献している。
テレビコマーシャルでのセリフ「いつやるか?今でしょ!」が大流行し、「今でしょ!」が2013年ユーキャン新語・流行語年間大賞を受賞した。
テレビ番組でMCを務め、レギュラー番組も多数と活躍中。
高橋 ひかる(たかはし ひかる)
2001年9月22日生まれ。
滋賀県出身。
2014年、「第14回全日本国民的美少女コンテスト」でグランプリを受賞。
2016 年、映画「人生の約束」で俳優デビュー。
主な出演作に、「おんな城主 直虎」(NHK大河ドラマ)、「俺のスカート、どこ行った?」(日本テレビ)、「村井の恋」(TBS)、「青野くんに触りたいから死にたい」(WOWOW)、「ハレーションラブ」(テレビ朝日)、「リビングの松永さん」(関西テレビ)、「顔に泥を塗る」(テレビ朝日)、映画「おそ松さん」、「赤羽骨子のボディガード」など。
その他にもバラエティー、モデルなど幅広く活躍。
2025年1月より放送される「まどか26歳、研修医やってます!」にも出演する。