学校法人誠恵学院 誠恵高等学校は、同校芸術コース2年生の高山 優衣さん※の陶芸作品が「第16回美術工芸甲子園」で1位にあたる大賞を受賞しました。
第16回美術工芸甲子園
会場 :京都伝統工芸館(京都市中京区烏丸通三条上ル)
開館時間:10:00~17:30(最終入場17:00)
休館日 :火曜日・水曜日
会期 :2024年12月15日(日)まで
学校法人誠恵学院 誠恵高等学校は、同校芸術コース2年生の高山 優衣さん※の陶芸作品が「第16回美術工芸甲子園」で1位にあたる大賞を受賞。
※「高」は「はしご高」が正式表記
1. 本校2年生の高山 優衣さんの陶芸作品が「美術工芸甲子園」で大賞受賞!
当校は、1950(昭和25)年創立の高等学校です。
現在は「普通コース」のほか、「進学コース」「情報処理コース」「芸術コース」の4コースが存在し、卒業者は地元にとどまらず各方面で活躍をしています。
芸術コースは、2年生からデザイン専攻・絵画専攻・陶芸専攻に分かれ、専門性を高めた授業を展開しており、多くの芸術家を輩出しています。
陶芸専攻はガス窯・電気窯などの充実した施設があり、特にガス窯は縦・横・高さが1メートルという高校に設置されるのには珍しい大きな窯で、生徒たちは大作に挑んでいます。
陶芸部では週2回、富士宮市のプロの陶芸家・小割 哲也さんによる個別指導を行っています。
このほど「第16回美術工芸甲子園」において、本校芸術コース2年生の高山 優衣さんの作品「経過」が大賞を受賞しました。
「第16回美術工芸甲子園」には陶芸や絵画などの10部門に全国の高校生から147点の応募があり、高山さんの作品は1位にあたる大賞を受賞し、全作品の頂点に輝きました。
2. 受賞した高山 優衣さんのコメント
(1)作品を作った理由
もともと多くの美術作品でりんごがモチーフにされているのを見て、りんごにしかないシンプルなかっこよさ、魅力を感じていました。
改めて調べてみたときに、りんごが出てくる神話や物語がたくさんあることを知りました。
同じ果物でも、話によって込められた意味、象徴するものが違うところに奥深さを感じ、制作することを決めました。
(2)大賞を受賞しての感想・この作品に込めた想い
今回、「大賞」という名誉ある賞をいただくことができ、大変嬉しく思います。
タイトル「経過」にもあるとおり、この作品は段階が進むにつれてりんごの姿が少しずつ変化していき、それぞれが持つ印象も大きく異なっています。
時間が進んでいく一瞬の間に、確実に姿が変わっていくりんごを通して、私が感じるものごとが変化していく瞬間の美しさや、時間の大切さを表現しました。
3. 生徒の個性を生かし、可能性を伸ばす!誰もが主役の学生時代を応援します
当校では、部活動や課外研修を通して、勉学だけでなく、多様性に富んだ学校教育を運営しています。
進学・就職先も、個人の可能性を伸ばし、将来の進路設計に親身になって応えています。