明治学院大学では2024年12月15日には『ウィシュマさんを覚えていますか?「非当事者」の人権意識を考える』をテーマに午前中は同テーマに関連した映画上映会、午後はシンポジウムを開催します。
明治学院大学
明治学院大学では2024年12月15日には『ウィシュマさんを覚えていますか?「非当事者」の人権意識を考える』をテーマに午前中は同テーマに関連した映画上映会、午後はシンポジウムを開催。
名古屋入管に収容されていたウィシュマ・サンダマリさんは、2021年3月6日に死亡しました。
その責任を入管に問う声はありますが、果たしてこれを「入管の問題」とだけ考えてよいのでしょうか。
このシンポジウムでは「当事者」の自覚のない私たちの人権感覚について、改めて考えます。
【シンポジウム日時】
映画上映会『ワタシタチハニンゲンダ!』(高賛侑監督)
日時 : 2024年12月15日(日)10:00~12:15
場所 : 明治学院大学 白金キャンパス 2号館地下1階 2101教室
映画公式URL: https://ningenda.jp
シンポジウム「ウィシュマさんを覚えていますか?「非当事者」の人権意識を考える」
日時 :2024年12月15日(日)13:30~16:30
場所 :明治学院大学 白金キャンパス 2号館地下1階 2101教室
登壇者:石川大我氏(参議院議員、本学卒業生)
樫田小夜氏(TBSテレビ報道局)
山岸素子氏(移住者と連帯する全国ネットワーク、本学非常勤講師)
上映会、シンポジウム共に入場無料・事前申し込み不要
https://internal-i18n-meijigakuin.org/archives/4793
【内なる国際化プロジェクトについて】
大学のグローバル化を促進するにあたって、グローバル化には少なくとも2つの方向性があることを確認する必要があります。
ひとつは伝統的な国際化で、国際社会に対する貢献や競争力強化に向けた動きがこれに相当します。
一方、日本国内に目を向けると、急速に進む人口減少社会において、すでに多くの外国につながる人たちが生活しています。
この「内なる国際化」にも対応した人材を育成することは、大学としての責務といえます。
明治学院大学はこれまで、英語教育の強化や留学促進施策の推進によって、前者の国際化に対応した教育実践を積極的に行ってきました。
このプロジェクトはこれに加えて、後者の「内なる国際化」に対応することで、文化や宗教、民族といった従来の枠組みを超えた、多様な価値観を理解できる学生の育成を図ることを目的としています。
また、外国につながる人たちを包摂した共生社会の担い手として、移民問題やこれに付随する人権問題に対しても鋭い洞察力をもった学生の育成を図ります。