ファンリードが提供するAI活用プラットフォーム「STiV(スティーブ)」は、生成AIのビジネス利用最適化を目指し、新機能と新料金プランを追加しました。
ファンリード「STiV」
ファンリードが提供するAI活用プラットフォーム「STiV(スティーブ)」は、生成AIのビジネス利用最適化を目指し、新機能と新料金プランを追加。
機能面ではチャットにおいて、(1) STiVが提案する参照文献からの選択と、(2) 3つの生成AIモデルからの選択が可能になり、回答文の品質向上を実現。
料金プランではコストを抑えたい場合や、最新・高性能のAIを利用したい場合にも応じたプランを新設しました。
■機能追加の背景
STiVは、社内外のデータからの「チャット検索」「ナレッジ要約」を行うナレッジマネジメントシステムで、専門知識が必要な業界の業務効率化や暗黙知の解消に貢献します。
ユーザーと一緒に育てるSaaS型サービスとしてバージョンアップを実施しており、今回は「一般的な生成AIではできないことこそ、STiVで実現してほしい」というユーザーの声が開発のきっかけとなりました。
■2つの新機能
ビジネスにおける生成AI活用の最適化を目的とし、より精度の高いチャット回答により、一般的な生成AIとは異なる価値を提供します。
(1) STiVが提案した参照文献から、ユーザーが選択できる
一般的な生成AIではAI側で参照文献を決定していますが、STiVではビジネス利用での回答品質を上げるため、STiVが候補を提示し、そこからユーザーが参照文献を選択する方式に見直しました。
「STiV」と実際のビジネスを知る「ユーザー」との役割分担により、目的の情報に最短でたどり着くことができます。
(2) 3つの生成AIを用途に応じて選択可
ChatGPT・Claude・Geminiの3つの生成AIモデルを都度選択することで、用途に応じたAI文書生成が可能になりました。
従来はChatGPT(表読み精度が高い)のみの活用でしたが、Claude(複雑な処理が得意)、Gemini(応答速度が速い)を取り入れたことで、ユーザーは一つのツールで生成AIモデルを使い分けることができます。
■新料金プランの設定
コストや対象データの内容に合わせて、3つのプランを用意されました。
従来のスタンダードに加えて、コストを抑えて利用できるエコノミー、最新かつ高性能なAIを利用できるプレミアムの中から最適なプランを選べます。
すべてのプランで、ChatGPT・Claude・Geminiの3つの生成AIモデルを利用できます。