PRIDISTは、社会的ニーズが高まりつつあるシニアカー用のシミュレータ「Mobility Scooter VR(モビリティ スクーターVR)」を開発。
PRIDIST「Mobility Scooter VR」
PRIDISTは、社会的ニーズが高まりつつあるシニアカー用のシミュレータ「Mobility Scooter VR(モビリティ スクーターVR)」を開発しました。
2025年春にリリースを予定しています。
リリースに先駆け、2024年11月14日、15日にパシフィコ横浜で開催される「第32回 日本慢性期医療学会」に出展します。
「Mobility Scooter VR(モビリティスクーターVR)」は、液晶モニタに再現されたリアルな街並みのVR映像と、デスクに装着した実際のシニアカーのハンドルを操作することで、実機がなくても机上で手軽にシニアカーの操作体験ができる、日本初※のシミュレータです。
※同社調べ
運転免許が必要なく、買い物や散歩など日常の移動手段として便利なシニアカーですが、その利便性の認知度はまだ低く、また購入にあたり事前の講習などは必要ないため、交通ルールをしっかり学ぶ機会のないまま使用することで、思わぬ危険に繋がる事例も多く見受けられます。
このシミュレータは日常起こりうる様々なシーンを疑似体験することで、操作方法に加え交通ルールや危険場面を再確認し、未然の事故を防ぐ予測訓練を行うことができます。
また高齢者や日常の歩行が大変と感じるようになった方、自動車運転に不安を感じたり、免許を自主返納した方などが気軽に外出できる新たな移動手段の一つの選択肢として、さらにシニアカーに興味を持っていただくツール、そして医療機関でのリハビリテーションやシニアカーの販売促進などで活用出来ます。
【特徴】
体験は、シニアカーの電源を入れるところから、基本的な操作方法を画面と音声の解説に従って、実際のシニアカーと同じハンドルを動かしながら操作を習得することが可能です。
交通シーンは、商店街や駅のロータリー、地下道など、体験者が日常身近に感じる街並みを用意、天候(晴/曇)、時間帯(朝/昼/夕方)の選択が可能です。
基本編では、それぞれの場面で想定される交通ルールや注意が必要な箇所、正しい通行方法をナビゲーションにて確認し、実践編では基本編と同じシーンにナビゲーション無しで歩行者や自転車、走行車両が行き交う中を通行することで、実際に近いトレーニングを行うことができます。
体験終了後には、体験データを分析し、「危険予測」、「安全操作」、「交通ルール遵守」の観点からアドバイスを表示、体験者が自身の操作や危険場面を振り返ることが可能です。
また危険があったシーンはリプレイ機能を活用し、どのような状況が発生したかを体験者の視点、及び相手目線や俯瞰からの多角的な映像を元に振り返りを行うことができます。
システムは、液晶モニタ、ノートPC、机に着脱可能なハンドルのみで構成されるため、省スペースに設置でき、移動も簡単で、導入しやすいことも魅力のひとつです。
このシステムは、以下の展示会に出展します。
【出展情報】
2024年11月14日(木)、15日(金)に「第32回 日本慢性期医療学会」に出展します。
会期:2024年11月14日(木)、15日(金)
会場:パシフィコ横浜ノース