第一学院高等学校にて、自身のキャリアを考える体験プログラムの一環として「さとのば大学」と連携し、「Learning Journey」を2024年11月13日(水)から15日(金)に実施します。
第一学院高等学校「Learning Journey」
第一学院高等学校にて、自身のキャリアを考える体験プログラムの一環として「さとのば大学」と連携し、「Learning Journey」を2024年11月13日(水)から15日(金)に実施。
※さとのば大学:「地域を旅する大学」をコンセプトに掲げ、地域留学とオンライン講義でプロジェクト学習を実践する新しいスタイルの市民大学( https://satonova.org/ )
「Learning Journey」は2024年で3度目の開催となり、生徒たちは日本全国の地域で、それぞれの“まち”の文化や自然に触れながら、3日間の体験プログラムを行います。
普段なかなか出逢うことのない様々な生き方や働き方をしている方々との出逢いを通して、生徒たちの新しい視点を育成し、将来のキャリアを前向きに考えるきっかけとすることを目的としています。
第一学院高等学校では、生徒一人ひとりの「成長実感」を大切にしています。
生徒の中には、不登校や高校中退など、何かしらの形で一度挫折を経験し、自分に自信が持てない生徒が多数在籍しています。
そのような生徒たちも、第一学院高等学校での学校生活を通じてたくさんの方とふれあい、さまざまな経験を重ね、新たな一歩を踏み出しています。
本プログラムを通して、非日常の経験をし、普段接することのない様々な方と出会うことで生徒が自身のキャリアを前向きに考えられるきっかけとします。
【過去に参加した生徒の感想】
・とても楽しく、刺激的な3日間でした。
中でも印象的だったのは、交流した現地の方がそれぞれ地元に貢献したいという想いを持っていると感じたことです。
これからも積極的にコミュニケーションをとって人の想いを感じ取り、新たな視点を身につけていきたいです。
・もともと人とコミュニケーションを取ることが苦手だったのですが、街歩きや地域の方々と話をしているうちに、気づいたら周りのみんなとコミュニケーションを取れるようになっていました。
この経験を、コミュニケーションが苦手な自分を乗り越えていく一歩にしていきたいです。
【実施日】
2024年11月13日(水)~11月15日(金) ※2泊3日
【2024年実施予定地】
(1)宮城県女川町
女川町では東日本大震災の後、民間の復興団体結成の際に、当時還暦だった商工会の会長が「まちづくりに還暦以上は口を出さず、次の世代に託す」と決断し、若い世代による100年先に誇れるまちを目指してきました。
現在、ハーバードビジネススクールをはじめとする様々な大学や企業が、女川町の復興の過程を通じて、リーダーシップや持続的な地域のあり方などを学びに来る場所となっています。
地域のあり方や地域の人の生き様から、自身の人生を考えます。
(2)長野県長野市
長野市は、自然と文化が豊かな環境で、地域資源を活かした多様な学びの機会が広がっています。
今回のフィールドは、善光寺を中心に観光客が訪れる門前地区。
長く続く商いの見学や、昔からの街並みをそのままにリノベーションした店舗を訪問して、実践的な知識を深めます。
生徒たちはゲストハウスを拠点に、てつがく対話やワークショップを通して、旅の学びを深めます。
(3)鹿児島県枕崎市
枕崎市は太平洋に面した自然豊かな漁業の町で、伝統的な製法や地元の文化に触れながら、食文化を学ぶことができます。
地域の農業や漁業に関わる学びの場もあり、実践的な知識を得ながら地域コミュニティに貢献する機会が広がっています。
今回の滞在では、築100年の古民家を改修したゲストハウスとコワーキングスペースを拠点に、漁港・鰹節工場・お茶農家の見学など食に関わる体験を通して本土最南端の地域を感じながら学びます。