加賀FEIは、HMI開発ツール「UI Conductor」の最新版をリリースしました。
加賀FEI「UI Conductor」
加賀FEIは、HMI開発ツール「UI Conductor」の最新版をリリース。
オーサリングツールへの機能追加により、さらに快適にHMIを製作することができ、ポストエフェクト(※1)機能をはじめとしたランタイム側の機能改善が行われ、より軽快に動作するようになりました。
■UI Conductor 1.9.14のアップデート内容
【オーサリングツール機能】
・リソースプロパティウィンドウの分離
・キーボードショートカットの拡充
・インスペクタ機能強化
【グラフィック機能】
・ポストエフェクト機能の強化
・ポストエフェクトシェーダのバイナリ対応
■オーサリングツール機能
【リソースプロパティウィンドウの分離】
これまで、オブジェクトのプロパティと共用していたリソースのプロパティウィンドウを分離し、リソースウィンドウの下部に配置することにより操作性を向上させました。
オブジェクトのプロパティ(左)と新たに分離されたリソースプロパティウィンドウ(右)
【キーボードショートカットの拡充】
オーサリングツール上のUIの表示・非表示にショートカットキーを割り当てられるようになりました。
【インスペクタ機能強化】
インスペクタ機能にAnd/Orによる条件追加が可能になり、検索性を向上させました。
And/Orによる条件追加(左)とCSV出力機能(右)
■グラフィック機能
【ポストエフェクト機能の強化】
ポストエフェクト用の外部入力画像を追加し、2枚の画像を使用できるようになりました。
(※2)
受け渡し画像の増加による省力化
【ポストエフェクトシェーダのバイナリ対応】
ポストエフェクトに使用するシェーダにバイナリシェーダを指定できるようになりました。
(※3)
注釈
※1 直前までの描画結果を用いて様々な効果をかける表現です。
ブラーやアンチエイリアスなどに使用されます。
※2 ポストエフェクトを使用するためには、OpenGL ESの環境が必要です。
※3 フラグメントシェーダをバイナリ出力できる環境が必要です。