3年連続の快挙!誠恵学院 誠恵高等学校「全陶展」金子賢治賞と新人賞受賞

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学校法人誠恵学院 誠恵高等学校は、同校芸術コース2年生の高山優衣さんと岸絵里菜さんの陶芸作品が、国内最大級の陶芸コンクール「第53回公募全陶展」で金子賢治賞と新人賞を受賞しました。

 

誠恵学院 誠恵高等学校「全陶展」金子賢治賞と新人賞受賞

 

 

学校法人誠恵学院 誠恵高等学校は、同校芸術コース2年生の高山優衣さんと岸絵里菜さんの陶芸作品が、国内最大級の陶芸コンクール「第53回公募全陶展」で金子賢治賞と新人賞を受賞。

学校法人誠恵学院 誠恵高等学校は現在「普通コース」のほか、「進学コース」「情報処理コース」「芸術コース」の4コースが存在し、卒業者は地元にとどまらず各方面で活躍をしています。

芸術コースは、2年生からデザイン専攻・絵画専攻・陶芸専攻に分かれ、専門性を高めた授業を展開しており、多くの芸術家を輩出しています。

陶芸専攻はガス窯・電気窯などの充実した施設があり、特にガス窯は縦・横1メートル、高さ1.5メートルという高校に設置されるのには珍しい大きな窯で、生徒たちは大作に挑んでいます。

陶芸部では週2回、富士宮市のプロの陶芸家・小割哲也さんによる個別指導を行っています。

このほど「第53回公募全陶展」において、本校芸術コース2年生の高山優衣さんの作品「行方」が金子賢治賞を、岸絵里菜さんの作品「深碧」が新人賞を受賞しました。

本校ではこれで3年連続「全陶展」受賞を果たしました。

2. 受賞した岸絵里菜さん・高山優衣さんのコメント

新人賞を受賞した岸絵里菜さんの「深碧」

岸絵里菜さんのコメント

学校が大好きなので、誠恵高等学校のいち生徒として「新人賞」という大きな功績を残せてとても嬉しいです。

貝に関連したものをつくってみたいという思いからモチーフの資料素材を集め、先生とのディスカッションを通してアイディアスケッチを制作し、その造形を段々と抽象化させていきました。

オウムガイの標本の断面の螺旋をかたちにしたいと思い、曲線が美しくなるように時間をかけて丁寧につくり上げました。

制作の過程で一部分が崩れたり、粘土管理で苦戦することもありましたが、完成度の高い作品になり、それが評価されてとても嬉しいです。

金子賢治賞を受賞した高山優衣さんの「行方」

高山優衣さんのコメント

この作品は、身近にありつつも禁断の果実とされるりんごをモチーフに制作しました。

多くの美術作品でりんごが題材にされているのを見て、いつか自分でもつくってみたいと考えていたため、このように形にすることができて嬉しいです。

粘土の管理や釉掛けなどの慣れない作業も多く、つくっていく途中で壁にあたることも少なくありませんでしたが、先生方の的確なアドバイスや温かいサポートのおかげで無事に完成することができました。

個人的にも大きな成長を実感できた作品だったので、今回このような賞をいただけることになり、大変光栄です。

これからも部活動を通して様々な経験を積み、見る人の心により響く作品がつくれるように励んでいきたいと思います。

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