ジョルテは、イベント情報を網羅的に検索できるサービス「イベンティア」のサービス提供を開始しました。
ジョルテ「イベンティア」
ジョルテは、イベント情報を網羅的に検索できるサービス「イベンティア」のサービス提供を開始。
(サービス利用料、主催者からの情報登録料いずれも無料)
1. イベンティア概要
イベンティアは、エリアやジャンルを問わず、あらゆるイベント情報を「網羅的に」集約し、地図やカテゴリなどで「直感的に」検索できるサービスです。
位置情報を基に近隣のイベント情報を表示し、開催期間のほか、お祭りや花火大会、フェスティバル、子ども向けのイベントなどのほか、季節に応じて可変する様々なジャンルで絞り込むことができます。
また、施設や団体ごとのまとめページや、リアルタイムでのイベント状況発信の機能なども提供しています。
いまだ世界中のどこにも、イベントを効率よく網羅的に検索できるサービスやプラットフォームは存在しておらず、それを実現させるため、すべてのイベント情報を集めることを目指した、他にはない全く新しいイベント情報プラットフォームです。
現時点では、地図とカテゴリで直観的に探せる仕組みの提供ですが、パーソナライズすることで属性や趣向にあったイベント情報だけに絞り込むなど実用性を追求し、各イベントのページにおいては、リアルタイム情報や履歴、チケットリンクなどのイベントごとの情報共有や、タイムクーポン、スタンプラリー、予約、チケット機能なども2024年度中に提供予定です。
そのほか、学校の行事予定表や、給食の献立、ゴミ出し日程、スポーツの試合日程など、地図ではなく自分の興味や所属するコミュニティのイベント情報を閲覧する機能も提供します。
ダウンロード不要のウェブブラウザでのサービスとしてスタートしていますが、年内にアプリでの提供も開始します。
イベント情報は、イベンティアサービス側で収集作業をするため、データ登録の費用も手間もなく情報発信ができる仕組みになりますが、収集対象のリクエストや、主催者側からの情報登録も受け付けています。
2. 準備中の機能
<防災・災害時用の機能>
平時は地域のイベント、にぎわいスポット、混雑状況を表示し、災害発生時には自動的に災害情報モードになり、地図を活用したリアルタイム被災情報、交通情報の共有や、避難所の情報などを表示します。
日常的に利用しているサービスで災害時の情報共有を可能にします。
<外国語への翻訳>
インバウンド(訪日外国人観光客)向けに翻訳対応などを実施し、観光案内所やホテルなどでの活用も想定しています。
<外部連携>
APIでのデータ連携や、既存サイトへの組み込み、ID連携などの他サービス連携も広げ、イベント情報データの流通による新しい価値を作り出していきます。
3. イベントデータの収集状況
100%子会社のイベントバンク社により、すでに1,300自治体、640観光協会を含む2万5千以上の団体と連携し、年間4万件以上のデータを収集しています。
人力によるデータ収集やチェック体制により正確性の高い情報を収集すると同時に、AI等の技術を活用して網羅的な情報収集も実現します。
来年度末までに年間400万件のデータ収集を想定しています。
4. 広島エリアですでにベータ版提供中、今回の正式版リリースを機に全国展開
7月からベータ版サービスを広島でスタートし、集中的にデータを集めています。
広島は、観光、文化、歴史、食、スポーツなど、コンパクトなエリアに豊富なコンテンツが存在する100万人都市です。
現在は再開発が急激に進み、DX化を含めまち全体が大きく変化するタイミングであり、本サービスをスタートさせるモデルエリアとして最適と判断しました。
地域にデジタルを活用したサービスを浸透させるにはシステム提供だけではなく、まちづくりも含めて取り組む必要があると考え広島支社を開設し、複数のまちづくり団体に所属する形で、デジタルを活用したまちづくりにも力を入れています。
広島にて十分な成果が得られたため、今回、正式にサービスをスタートさせるとともに全国への展開を進めていきます。
・広島都心会議(まちづくり団体) ※2022年8月より正会員として参画
スマートシティ部会において、地域イベントの集約とイベンティアを活用した防災システムの実証の取り組みを実施中。
11月には防災イベントを開催し、一般の参加者にシステムを通じた避難体験をしてもらうことで課題を洗い出し、実用化を目指します。
・カミハチキテル(まちづくり団体) ※2022年6月より正会員として参画
イベンティアを活用し、広島のプロスポーツ3球団とコラボしたデジタルスタンプラリーを実施中。
エリア内の店舗や施設がチェックポイントとなり、周辺のイベント情報も表示することで、まちの回遊を促進します。
■デジタルスタンプラリーの機能について
イベンティアでは、シンプルな地図とリスト表示による分かりやすい見た目と使いやすさを追求したデジタルスタンプラリーの機能を有しています。
また、チェック状況やランキングなどのリアルタイム表示、クーポン、アンケートの機能、まちなかの施設やお店を巻き込むための施設PR情報の表示機能などもあります。
イベンティアの使い勝手で、イベント表示とスタンプラリー機能を同時に提供することにより、利用者の利便性向上や回遊促進つなげ、まちづくりや観光のシーンにおいて、手軽で安価に有益な施策を実施することができます。
※デジタルスタンプラリー実施例(カミハチキテル、9月28日~11月4日)
https://pub.eventia.site/kiteru/stamprally.html
・酒まつり(東広島市)
2日間でおよそ20万人が集まる「酒まつり」において、大型イベント内で実施される各イベントを地図とカテゴリで簡単に探せるイベンティアの専用ページ「イベントマップ」を用意し、リアルタイム情報の発信も含め展開します。
※イベントマップ実施例(酒まつり、10月12日・13日)
https://pub.eventia.site/sakematsuri/2024.html
5. そのほかの取り組み
多くの団体や施設の協力を得て、イベント情報を網羅的に収集中で、新聞、テレビ、雑誌といった情報メディア団体とも連携をしながら、すべてのイベント収集の実現のために活動をしています。
・西新宿スマートシティ協議会
今回のリリース後の展開として、参画する西新宿スマートシティ協議会(事務局:東京都 デジタルサービス局デジタルサービス推進部/一般社団法人新宿副都心エリア環境改善委員会)においても、イベンティアを活用した取り組みを実施中で、東京都、新宿副都心エリア環境改善委員会、その他協議会会員の協力のもと、西新宿のイベント情報やイベント施設の情報を網羅的に収集し、首都圏全域に広げる活動を進めていきます。
・自治体との連携
広島県内の主要な自治体や島根県出雲市などとの連携を進めており、今後はさらに多くの自治体と連携した展開を目指します。
子会社のイベントバンク経由では、すでに1,300自治体、640観光協会と連携中です。
・地方紙との連携
すでに複数の新聞社とイベント情報の連携を開始しています。
今後は、チケット機能の活用やID連携を実施することで、デジタル分野における新たなビジネス創出を目指します。
・大阪・関西万博
イベント情報は、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会が運営する、大阪・関西万博 観光ポータルサイト「Expo 2025 Official Experiential Travel Guides」にも提供しており、万博期間における外国人旅行客向けには、翻訳してイベント情報を提供します。
・観光施設・ホテル
観光施設やホテル向けには、周辺のイベント情報を表示するイベンティアの二次元バーコードを無償で提供し、旅行者の利便性向上とともに周辺回遊を促します。
また、翻訳をした情報を表示することで、外国人旅行客にも円滑に情報を届けます。
6. 連携先の募集について
下記の団体・企業様などとの連携を積極的に進めていく予定です。
お問い合わせを受け付けています。
・自治体、観光協会
・まちづくり団体、商店街、自治会など
・イベント主催者
・メディア(テレビ局・新聞社・雑誌等)
・観光施設、宿泊施設(ホテル・旅館等)
※「ジョルテ」および「イベンティア」は、株式会社ジョルテの商標又は登録商標です。
※その他、記載されている会社名や商品名などは、各社の商標又は登録商標です。