江戸街道プロジェクト実行委員会は、中央区ならびに一般社団法人中央区観光協会と連携して、東京都中央区内において、主に海外からの観光客に向けたイベント「OH!江戸東京まつり」を開催します。
OH!江戸東京まつり
名称 :OH!江戸東京まつり OH!EDO・TOKYO FESTIVAL
日時 :2024年10月4日(金)~2024年11月3日(日)
会場 :日本橋・銀座エリア(東京都中央区)
主催 :江戸街道プロジェクト実行委員会
総合プロデュース:宮本亞門
共催 :中央区、一般社団法人中央区観光協会
連携 :株式会社時代村、株式会社リクルート、株式会社ケー・シー・エス
オブザーバー :国土交通省関東運輸局
江戸街道プロジェクト実行委員会は、中央区ならびに一般社団法人中央区観光協会と連携して、東京都中央区内において、主に海外からの観光客に向けたイベント「OH!江戸東京まつり」を開催。
江戸時代、旧五街道の起点であった日本橋や銀座周辺は、日本各地から多種多様な文化や技術が集まり融合し、様々な伝統文化、芸能、工芸が誕生した場所です。
それらは、いまも脈々と引き継がれており、特に欧米系外国人の興味、関心が高い日本のコンテンツになっています。
今回の企画は、これらの特別な場所、特別なコンテンツに着目し、主に海外からの観光客を中心とした多くの来訪者に向けた特別体験プランとして販売することで、本物の日本文化を広く海外に発信するとともに、観光消費や旧五街道沿いへの観光誘客を促進することを目的として、江戸街道プロジェクト実行委員会が観光庁の事業を活用して実施するものです。
なお、江戸街道プロジェクトとは、日本橋を起点とした旧五街道やその脇往還に集積された歴史や文化、食や産業等を統一テーマでブランディングし、国内外からの誘客を促進することを目的とした、国土交通省関東運輸局が推進する取組です。
◆江戸街道プロジェクト実行委員会について
江戸街道プロジェクト実行委員会は、中央区や一般社団法人中央区観光協会の協力のもと、一般社団法人ONSEN・ガストロノミーツーリズム推進機構、株式会社エイチ・アイ・エスが主体となって、江戸文化の中心地である日本橋・銀座エリアを舞台に、江戸文化体験や流鏑馬などのイベントを実施し、注目度を高めるとともに、中央区と街道沿い地域の文化を共演させる史上初の企画を行うことを目的に発足しました。
御宗家や家元に近いという立地特性を活かし、質の高い文化体験とイベントによる集客を目指しています。
<参考資料:各イベント詳細(開催日順)>
○ガイド付きツアー
「ガイドによるまち歩き3コース」
・内容 :中央区観光協会のガイドが通訳をしながら観光スポットを案内します。
・日時 :10月4日(金)~11月3日(日) (1)10:00~ (2)13:00~ (3)15:00~
※3パターン選択が可能です。
・コース :日本橋コース(日本橋~旧日光街道沿い)、
銀座コース(GSIX周辺~歌舞伎座)、築地市場コース
・所要時間:90分程度
○伝統文化・武道・芸能など特別な体験イベント
「茶道」(体験)
・内容:インバウンドに高い人気を誇るGINZA SIX屋上ガーデンにて、英語での一般呈茶を実施します。
野点傘や毛氈などの設えを整え、茶室を設置。
大使館や国際交流イベントで豊富な経験を持つ茶道専門家による英語での解説を交えながら、お茶の飲み方や基本マナーを指導し、一般の方々に呈茶を体験していただきます。
・日時 :10月12日(土) (1)集合13:30/開始14:00 (2)集合15:30/開始16:00~
・場所 :GINZA SIX屋上ガーデン
・講師 :竹田 理絵
・募集人数:各回50名、合計100名を予定しています。
「江戸町火消」(木遣り、纏振込み、梯子乗りの実演)
・内容:歴史と伝統により連綿と受け継がれてきた木遣り・纏振込み・梯子乗り等の技術伝承を実演披露します。
・日時・場所:10月19日(土)
(1)集合11:30/開始12:00~ 宝田恵比寿神社前
(2)集合15:30/開始16:00~ 三越日本橋本店 本館前
10月27日(日)
(1)集合15:30/開始16:00~ 三越日本橋本店 新館前
・執行者 :一般社団法人江戸消防記念会 第一區
「流鏑馬」(実演)
・内容:日本古来の弓馬術を神事として継承する流鏑馬(やぶさめ)を、源頼朝公から徳川慶喜公までの約850年間、将軍家の指南役を務めた小笠原流の継承者が、江戸の町発祥の地(町区割の最初の場所)にて、『日本橋べったら市』に合わせて行います。
・日時 :10月19日(土)
(1)集合12:30/開始12:40~ (2)集合14:20/開始14:30~
10月20日(日)
時間同上
・場所 :堀留公園(中央区日本橋堀留町)
・執行者 :弓馬術礼法小笠原流 三十一世宗家 小笠原 清忠
・募集人数:各回200名、合計800名を予定しています。
「能楽」(体験)
・内容:能楽の解説や所作、謡(うたい)の稽古などを含むワークショップを開催します。
ワークショップ以外の時間には、スぺクタクル能の特別上映を行い、能面や装束の展示も行います。
希望者は、お好みの能面をつけて記念撮影ができる体験も用意されています。
・日時 :10月21日(月)
(1)集合14:30/開始15:00~ (2)集合17:30/開始18:00~
・場所 :観世能楽堂(GINZA SIX B3F)
・講師 :観世 三郎太
・募集人数:各回100名、合計200名を予定しています。
「空手」(体験)
・内容:作法に基づく有段者同士の組手を実演するとともに、空手の基本である突きや蹴り(手技と足技)および空手型や、『礼に始まり礼に終わる』という武道精神の基本を教えます。
また、体験稽古の後には、忍者VS空手家の対決を実演。
・日時 :10月22日(火)
(1)集合13:30/開始14:00~ (2)集合17:00/開始17:30~
・場所 :木挽町ホール(歌舞伎座タワー5F)
・講師 :中澤 則明
・募集人数:各回50名、合計100名を予定しています。
「小笠原流礼法」(体験)
・内容:小笠原家が江戸時代の徳川将軍家に伝授してきた礼法(立つ姿勢、立ち方・座り方、歩き方、膝行(しっこう)・膝退(しったい)など)について解説し、実際にその所作を体験していただきます。
・日時 :10月23日(水)
(1)集合10:00/開始10:30~ (2)集合15:00/開始15:30~
・場所 :木挽町ホール(歌舞伎座タワー5F)
・講師 :弓馬術礼法小笠原流 三十一世宗家嫡男 小笠原 清基
・募集人数:各回30名、合計60名を予定しています。
「邦楽(和楽器)」(体験)
・内容:プロ演者による伝統音楽の演奏を鑑賞したのち、演者の指導のもとで三味線、笛、小鼓のいずれかのお稽古体験をします。
最後には、参加者全員での合奏のほか、芸者の登場など、江戸の和楽器文化を体験できるプログラムです。
・日時 :10月24日(木)
(1)集合13:30/開始14:00~ (2)集合16:30/開始17:00~
・場所 :木挽町ホール(歌舞伎座タワー5F)
・講師 :ねのいろ(代表・山本 ゆきの)
・募集人数:各回30名、合計60名を予定しています。
「浮世絵」(体験)
・内容:浮世絵に描かれている当時の大衆文化、日常生活、風俗、風景などをデジタルで拡大し、細部を詳しく説明します。
その後、浮世絵の制作に関わる画家、彫師、摺師の職の中から、「摺り」を絵葉書大の版木で体験していただきます。
・日時 :10月25日(金)
(1)集合10:00/開始10:30~ (2)集合15:00/開始15:30~
・場所 :木挽町ホール(歌舞伎座タワー5F)
・講師 :(語り)牧野 健太郎、(摺師)岡田 拓也、松崎 浩繁
・募集人数:各回30名、合計60名を予定しています。
「柔道」(体験)
・内容:柔道がどのような武道であるか、歴史を交えながら説明した後、一人ひとりが柔道着を身につけ、上着の着方や帯の巻き方など、柔道着の着方から道場への入り方までの作法を学びます。
その後、礼法をはじめ、後受身、横受身、袈裟固、大腰などの技を稽古します。
・日時 :10月25日(金)
(1)集合12:00/開始12:30~ (2)集合15:15/開始15:45~
・場所 :三越日本橋本店 本館1F 中央ホール
・講師 :※調整中
・募集人数:各回30名、合計60名を予定しています。
「歌舞伎」(体験)
・内容:プロの歌舞伎役者が演目の一部を演舞するとともに、歌舞伎の歴史や文化的背景、演目や衣装、役者について丁寧に説明します。
その後、役者の指導を受けながら振りの一部を体験します。
・日時 :10月26日(土)
(1)集合14:00/開始14:30~ (2)集合17:00/開始17:30~
・場所 :木挽町ホール(歌舞伎座タワー5F)
・講師 :尾上 右近
・募集人数:各回30名、合計60名を予定しています。
画像提供:松竹株式会社・株式会社歌舞伎座
○【工芸】老舗伝統工芸品
「老舗伝統工芸品」(展示)
・内容:老舗の伝統工芸品を間近に見ることができる会場を設え、江戸屋、伊場仙、華硝、うぶけや、白木屋傳兵衛、よのや櫛舗、伊勢半本店、藍熊染料、山縣商店など老舗の伝統工芸品を展示するとともに、本イベントならびに江戸街道プロジェクトについての情報発信を行います。
・日時・場所:
10月4日(金)~10月14日(月)
10:00~18:00 福島ビル(中央区日本橋室町)
10月23日(水)~10月27日(日)
※時間調整中
三越日本橋本店本館7Fにて情報発信のみ
(※別途開催中の「大中央区展」の会場横で本イベントの情報発信)