国内照明メーカーのホタルクスは、大気社の委託を受け、天井裏ダクト接続型の高性能な除菌システム「エアライザー」の製造を開始します。
ホタルクス「エアライザー」
国内照明メーカーのホタルクスは、大気社の委託を受け、天井裏ダクト接続型の高性能な除菌システム「エアライザー」の製造を開始。
エアライザーは除菌効果の高い深紫外光(UVC)LEDを光源に採用し、光触媒フィルターと組み合わせることで、室内空気中の細菌やウイルスだけでなく、カビやVOCも、効果的に削減することができます。
エアライザーはダクト接続型の空気清浄装置で、装置内部は、除菌力の高い深紫外光(UVC)LEDと光触媒フィルターを含めた3層のフィルターで構成されています。
エアライザーを天井隠ぺい型パッケージ空調機や送風機に取り付けることで、通過した空気に深紫外光(UVC)LEDを照射し細菌やウイルスを除去※1すると同時に、光触媒フィルターでVOCを分解します。
その他エアライザーは下記特長を有しています。
●除菌光源には「水銀フリー」の光源を採用※2しています。
●エアライザー本体は駆動部をもたないため使用時の騒音が発生しません。
●光触媒フィルターで遮光することにより、除菌能力向上、VOC除去やカビの発生抑止にも効果を発揮します。
●天井裏設置のため、屋内居住空間に場所をとりません。
●大風量を処理可能なため一般家庭向けの空気清浄機よりも適用床面積が大きいです。
※1 深紫外光(UVC)LEDユニットはすべての菌やウイルスに作用するものではありません。また、すべての病原体に対し有効性を示すものではありません。
※2 薬品を使用しておらず、従来一般的であった水銀を含むUVC光源を用いていないため、環境負荷が低くより安全に使用可能です。
【効果】
日本電機工業会規格が推奨する空気清浄機性能評価規格JEM1467に則り、日本食品分析センターにて、性能評価試験を行いました。
25m3の密閉空間に一定量のウイルスや菌を噴霧した上で、室内空気を循環し濃度の減少を測定したところ、エアライザーを取り付けた状態では、ウイルスや細菌は20分、カビは60分で99.9%除去できることが示されました。