メディカ出版は、2024年夏、看護師の健康とよりよい働き方のサポートを目的としたトータルサービス「FemNs(フェムナース)」を立ち上げました。
メディカ出版「FemNs(フェムナース)」
メディカ出版は、2024年夏、看護師の健康とよりよい働き方のサポートを目的としたトータルサービス「FemNs(フェムナース)」を立ち上げました。
本サービスでは、ウェブサイトを通じた情報・サービスの提供、啓発イベントの開催等を行うことで、看護師個人の働き方に対する満足度向上や、職場改善のヒントを提供。
看護師の業務は肉体労働かつ感情労働であり、職場によっては勤務時間が不規則で、女性という「性」の視点から捉えると長く働き続けるには体力的・精神的に負荷の高い職業です。
看護師がいきいきと自分らしく働くためには、自らの健康と「性」によって起こる課題と向き合い、上手にコントロールしていくことが求められます。
昨年11月に当社公式会員に対しアンケート調査を実施したところ、どの年代の看護師においても女性ならではの悩みを抱えながら働いていることが明らかとなりました。
すべての医療従事者を応援することを企業理念としている当社が貢献できる事業のかたちとして、女性特有の悩みからくる健康面に着目した看護師の職場改善をめざすサポートを軸に展開。
■管理職のための啓発イベント開催趣旨
当事業初の試みとして、来る10月6日に看護管理者を対象とした無料オンラインセミナーを開催します。
女性特有の課題に触れつつ、調査結果やエビデンスをもとに令和の働き方を実現して離職率を下げるためのヒントを提供します。
オープニングとして、医療マネジメント・医療安全の第一人者である、東京医療保健大学 看護学科 副学長の坂本 すが氏が登壇。
続けて、健康行動科学・産業保健学の視点から現在おかれている環境にあった働き方実現について神奈川県立保健福祉大学大学院 ヘルスイノベーション研究科 教授の津野 香奈美氏に、ライフイベントによる変化の中で、柔軟な働き方や自身のキャリアを選択できる支援体制、ICTの活用を含めた組織変革のプロセスなどを社会医療法人石川記念会 理事長の石川 賀代氏に講演。
各専門分野から職場環境の改善に悩む管理者の課題解決につながる講義を予定しています。
■開催概要
<開催日>
2024年10月6日(日)10時~12時(開場9時50分)
<開催場所>
オンライン(Zoomによるウェビナー)※アーカイブ視聴あり
<プログラム>
(1) オープニング 看護職が働きたい職場づくりとは―管理者に求められること―
坂本 すが先生(東京医療保健大学 看護学科 副学長)
(2) [令和]にアップデートできていますか?人が辞める職場と集まる職場
津野 香奈美先生(神奈川県立保健福祉大学大学院 ヘルスイノベーション研究科 教授)
(3) 健康で働きやすい環境づくり:HITO病院の取り組みから
石川 賀代 先生(社会医療法人石川記念会 理事長/石川ヘルスケアグループ 総院長/一般社団法人i shikoku holdings 代表理事)
(4) トークセッション
<申込みページ>