小泉八雲の生涯、人物像がわかる!『黒い蜻蛉――小説 小泉八雲――』ジーン・パスリー:著

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佼成出版社は、2024年8月30日に、『黒い蜻蛉――小説 小泉八雲――』(ジーン・パスリー:著/小宮 由:訳)を発刊します。

 

『黒い蜻蛉――小説 小泉八雲――』ジーン・パスリー:著

 

 

書名   : 黒い蜻蛉――小説 小泉八雲――

発売日  : 2024年8月30日

販売場所 : 全国書店・インターネット書店

定価   : 2,750円(本体2,500円+税)

体裁   : 四六判上製/344ページ

ISBNコード: 978-4-333-02925-9

 

佼成出版社は、2024年8月30日に、『黒い蜻蛉――小説 小泉八雲――』(ジーン・パスリー:著/小宮 由:訳)を発刊。

2024年は、小泉八雲の代表作『怪談』出版120年と八雲没後120年が重なるメモリアル・イヤーです。

 

【書籍紹介】

出生によるコンプレックスと孤独を抱えていたラフカディオ・ハーン(のちの小泉八雲)。

その人生は、日本との出会いによって大きく変わっていく。

横浜から松江への旅、武家の娘セツとの結婚、息子の誕生、日本への帰化、霊峰・富士山への登頂。

彼が、日本人よりも日本を愛した男「小泉八雲」となるまでをあざやかにえがきます。

 

《もくじ》

《中面見開き》1

《中面見開き》2

 

【本書の特色】

1. 「雪女」「耳なし芳一」「ろくろ首」……日本の〈怪談〉を世界に広めた小泉八雲。

没後120年のいま、同郷であるアイルランド人の著者がえがく唯一の邦訳伝記小説。

 

2. 幼少から没するまで、小泉八雲の生涯、人物像がこの一冊でわかる。

八雲の世界へといざなう入門書的小説。

 

3. 小泉八雲のひ孫、小泉凡氏(小泉八雲記念館館長)推薦。

主人公の八雲の姿を通して「生きるとは何か」という問いを、現代の私たちに投げかける一冊。

 

ジーン・パスリー(Jean Pasley)

 

 

脚本家。

ニューヨーク大学ティッシュ芸術学部で映画制作を学び、日本語の学士号と映画学の修士号を取得。

脚本の代表作に、小説家メイヴ・ビンチーの短編「How About You」や、2020年、コーク国際映画祭で観客賞を受賞した共同脚本の「The Bright Side」があり、2021年、自身が監督・脚本を務めた短編映画「Ship of Souls 精霊舟」では、アイルランド映画テレビ賞にノミネートされた。

また、アイルランド放送協会のラジオ番組にもレギュラーで寄稿している。

長年日本で暮らしていたが、現在はアイルランドのダブリンで、ラフカディオ・ハーンが幼少期に暮らしていた家の近くに住んでいる。

本書が初の小説作品。

 

【訳者紹介】

小宮 由(こみや・ゆう)

翻訳家。

東京都生まれ。

出版社勤務や留学を経て、主に子どもの本の翻訳に携わる。

2004年より東京・阿佐ヶ谷で家庭文庫「このあの文庫」を主宰。

訳書に『さかさ町』『けんかのたね』(以上、岩波書店)『イワンの馬鹿』『キプリング童話集 ―動物と世界のはじまりの物語―』『くるみ割り人形』(以上、アノニマ・スタジオ)など多数。

祖父は、トルストイ文学の翻訳家、良心的兵役拒否者である故・北御門二郎。

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